練習報告(私の練習日誌・雑記帳です)4

2000年7月8日から

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7月13日(木)

1 いつもの格好

2 ステッキ

3 午前様

7月12日(水)

1 セリフを練習して下さい

7月11日(火)

1  演劇モード

2    三つの約束 

3 みんなエンジン全開

4 演出家と役者は適度な緊張関係

7月 9日(日)

1 お腹から

2 今日は大丈夫

3 本番まで2週間

4 一枚の構成表

5 小柳ゆき

6 あ、まちがえた

7 狂ったように踊る

    7月 8日(土)

1 珍しい人

2 「二拍子」

3 感情の筋肉

4 セリフが怪しくなる

5 催眠術に掛かったように

6 衣装でビジュアルに

7 本人の気持ちと演出家の気持ち

8 パイ投げ

 


本文

 

  • 7月13日(木)pm6:00〜11:00全体稽古

    1 いつもの格好

    • 7月13日

    • 今日も宴会をこなして練習に参加、宴会の最中ウーロン茶ばかり

    • 通常は宴会が終われば県内の方々がおいでですので私などが率先して二次会のセッティング

    • しかし今日は、お先に失礼しますと言って練習場へ

    • 結局6時半には着いていた

    • 練習場内に入ったら安田さんから「衣装姿に勝手にならないで下さい」とからかわれた

    • 帽子をかぶっていつもの格好で現れたからだ

    • 舞台衣装はいつもの私の格好そのものだ

    •  

    • 練習場内に野外ステージの原寸大でテープマーキングされていた

    • 身訓を1時間ほどやったあと立ち稽古を抜きで昨日の続きからおこなって行くという

    • それ以外の人は外でモーニング娘の踊りをきちんと統一するためのチェックをするという

    • 踊りを順次チェックして各人を直して行く

    • 各人のチェックが終わったら、自主練習にするという

    • なお、ルパムについては最終に踊るルパムの構成表を明日に出す予定とのこと

    • まだおぼえなければならないものが出てくるのかと思った

    2 ステッキ

    • 自主練習では、私はセリフの練習をした

    • 私の立ち稽古はまだ順番が来ないので今のうちに「立ち」を検討して自分で作っておかねば

    • 色々やってみたが、ステッキを使って練習しようと考えた

    • 何かステッキになるものがないかと作業道具のある部屋をのぞいてみたら手頃のものがあった

    • 反物を巻いていた芯みたいなものだ

    • 太さ長さがちょうどよい

    • ステッキを使ってみると、結構演出効果が出てきそうな感じがした

    • おもしろくなってきて色々やってみた

    • 基本ポーズを決めてみた

    • この基本ポーズを状況に応じて変化させればよいのではないかと考えた

    • 自分の姿をガラス戸に映して研究してみた

    • セリフも何回か繰り返してやってみた

    • なんとか行けそうな感じがしてきた

    3 午前様

    • 集合がかかった、11時になっていた

    • 解散のあと、三村さんから全員で野外ステージで一回ルパムを踊ってみて欲しいとのこと

    • 全員で実際の場所に立って踊ってみた

    • 柱の関係などから予定していた位置とちょっと変更が必要だと分かった

    • 早速位置の手直しがなされ、再度踊ってみることになった

    • ようやくOKが出され、終了となった

    • その後、練習場にもどって私はセリフと動きを検討してみた

    • 何度かやって飽きてきたので、スタッフの作業室へ行ってみた

    • ここでは昨日からお手伝いに来てくれていた女性を含め5、6名が作業をしていた

    • ちょっとからかったりしてから、再度練習場にもどってセリフの稽古をした

    • 何度かやって、そろそろ帰ろうと思い時計を見たら12時をとうに回っていた

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  • 7月12日(水)pm6:00〜11:00全体稽古

    セリフを練習して下さい

    • 7月12日

    • 今日は、研修会が昼間行われてその後講師の接待に参加して欲しいと頼まれたので

    • 6時過ぎまで対応することになった

    • 何とか時間になったのでお先に失礼しますと言って練習場に向かった

    • 着いてみたら6時半ちょうどくらい

    • 身訓からしっかりやって1時間ほど

    • そのあとは立ち稽古を一番広い第一スタジオで行うという

    • 第一幕から順次進めるから、第一幕に参加してない人は第五スタジオで練習

    • モーニング娘の踊りについて統一した踊りにするための指導がなされた

    • しばらくしてから、あとは各自の弱点を補強する自由練習にするという

    • セリフでも踊りでも歌でも、自分の弱いところを練習するようにと言われた

    • そこで「高野さんは、セリフを練習して下さい」と名指して言われてしまった

    • アチャー、やはし、セリフが弱いんだ、そうだよなー、OKOK、やりゃあいいんだろ

    • ってぇことで、私は早速セリフの練習をすることにした

    • ロビーで一人練習を始めていたがどうもおもしろくないので

    • そこにいた仲間に相手役を務めてもらいチェックをしてもらった

    • やはり、他の人からチェックをしてもらうと間違いがきちんと直せていい

    • 感情表現についてもいろいろアドバイスをもらったりして良かったと思った

    • 集合がかかった

    • 時計を見たら11時半を回っていた

    • 挨拶をして解散となった

    • その後も、少し自主稽古をやってから帰宅となった

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  • 7月11日(火)pm6:00〜11:00全体稽古 

    1  演劇モード

    • 今日は抜けられない会議があって9時から練習参加

    • 今週はいろいろ会議やら宴会やらが立て続けに入っていて練習に遅れて参加の日が多い

    • とにかく、会議終了時間になったら早く終わらないかと時間が気になり出す

    • 練習に参加していないうちに一人だけ置いてきぼりを食うのじゃないかと気に病む

    • 昨日眼科に行ってコンタクトを入れてもらってきた

    • 短期間のものであるから1週間入れっぱなしで居られるものにしてもらった

    • だんだん演劇モードになってきた

    • 昨日はBSNラジオに電話で出演、あっけないものであった

    • 長女の誕生日が12日だがその日は夜練習で家にいないから、練習が休みだった昨日早めのバースデーパーティをやった

    2    三つの約束 

    • 練習場に入ったら、モーニング娘の振り付けの変更がなされていた

    • 早速仲間から変更箇所を教えてもらってチェックした

    • 今度は外のポケットステージで選挙演説の練習をするという

    • 色々細かな指示が出され何回か練習がなされたあと演出家に見てもらうことになった

    • 演出家は細かい指摘を三村氏にしていたようだ

    • 第1スタジオにもどって、これから立ち稽古をするからみんなに共通の指摘をするという

    • 一に、セリフを言う場合は動かずに止まって言うこと

    • 二に、セリフを言う場合は原則相手を見て言うこと、独り言などの場合は正面に向かって言うこと

    • 三に、セリフの感情表現は体で止まって表現すること

    • この三つを守って立ち稽古をすること

    • この場合、一番難しいのは三番、どういう感情表現をするか自分でいくつも考えてくること

    • このために、先日「二拍子」の練習をしたのだと演出家は言う

    3 みんなエンジン全開

    • 立ち稽古を1幕からやるので、それ以外の人は自分たちの弱いところを練習するようにとのこと

    • モーニング娘の振り付けを覚えるために私は第3スタジオに移動した

    • この部屋は、モーニング娘の歌が際限なく繰り返し流されている

    • その歌にあわせて何回も、何回も練習することになる

    • 途中で嫌になってしまい、練習中断してロビーに移動

    • ロビーではセリフの稽古をしている人、その脇のガラス戸越しに見える野外ステージで練習するグループ

    • 各自、一生懸命頑張っている

    • 第4スタジオでは、スタッフが垂れ幕や選挙用の小道具を一生懸命つくっていた

    • 第1スタジオでは演出家から厳しい注文が飛んでいるようだという情報が流れてきた

    • いよいよ佳境に突入ですな、エンジン全開というとこでしょうかね

    4 演出家と役者は適度な緊張関係

    • それにしても何がみんなをここまで頑張らせてしまうのだろうかとふと思った

    • 仲間が頑張っているから自分も頑張らねばと思うのではないかと考えた

    • いや、演出家が真剣にやっているからこっちも頑張らねばと影響されたのだとも思った

    • トップが必死だとみんなにそのエネルギーが、そのベクトルが影響されるのかと思った

    • 今日、最後に安田氏は言った

    • 皆さんにきついことを言いますが、それは皆さんを刺激するためのものですので誤解しないでください

    • 演出家と役者は適度な緊張関係があった方がいいのですよ、和気あいあいで仲良くなってはダメなのですよ

    • 終了時間は12時直前であった

    • スタッフから皆さんに「オコワ」と漬け物の差し入れがあるとのこと

    • 私は、それには手を着けずに帰宅した

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  • 7月 9日(日)pm2:00〜10:00全体稽古

    1 お腹から

    •  練習場に家内から車で送ってもらうとき車中で

    • 「のどが枯れかかっているわね、きちんとお腹から声を出さないからよ」といわれた

    • 毎日、お腹から声を出す練習をしているのに、改めで言われると、ギャフンとなる

    • 感情を入れ込んでセリフを言うと、いつの間にかのどから出してしまっているようだ

    2 今日は大丈夫

    •  今日は山田こうへいさんがインストラクターで久しぶりに参加だ

    • 最初に30分くらい身訓をして、途中「抜き」を随時行い

    • 6時から全体で通しを昨日に引き続き行う

    • 来週からは立ち稽古に入るからと最初に言われた

    •  

    • いつもより身訓の時間が短いため、山田氏の指導はいつもとちがう方法を教えてくれた

    • その後、三村氏からの発声練習、これも早々に切り上げた

    • 三村氏から、これから1時間ほど自主練習をしてもらいますと言われた

    • そこで、私は練習場から抜け出してロビーでセリフの練習に入った

    • 昨日、セリフがいい加減だったから、今日も同じじゃ怒られると思い

    • 相手を捜して、チェックしてもらった

    • 何度かやって感情の入れ具合もチェックし、息継ぎもチェック

    • よしよし、今日は大丈夫と自信を持った

    3 本番まで2週間

    • 時間になったので練習場に入ったら、選挙演説のシーンについてチェックをするとのこと

    • 各人の立ち位置や役作り、セリフなどについて三村氏から細かな指定がなされた

    • いま、三村氏が必死になってこのシーンの台本構成を練っているようだ

    • 数回やってみて、そこでまた自主練習になった

    • 今度は役人さんとのからみについてどうしようかと、役人担当者から聞かれたので考えようと言うことになった

    • 練習の曲がかかりっぱなしの練習場を抜け出して、すがすがしいポケットステージの芝生に座って検討を始めた

    • 何人かは、ポケットステージでセリフの稽古をやっている

    • リリックの職員は幕を作るためだろうか、ポケットステージの壁面を計測している

    • みんな野外劇本番まで2週間を切っていることを感じ始めたのだろうかだんだんざわついた感じがしてきた

    • しばらくしたら、集合がかかった

    • 午後の練習を一応修了して夕食休憩の後6時から「通し」で読み合わせをするからと告げられた

    • 仲間とコンビニにお弁当を買いに行き、もどってきてロビーでワイワイ言いながら夕食

    • 6時スタートと言うことで、早々に休憩を切り上げて練習スタジオに早めに入る

    4 一枚の構成表

    • 通しの読み合わせが始まった

    • 今日の読み合わせは構成表に基づいてやるという

    • A4一枚の構成表が配られた

    • これには場面毎の区分、時間、あらすじ、さらに舞台上の役者のエリア、踊りの場所、その他の順番などが記されている

    • これを見ると休憩が挟まるようになっている

    • 会場でビール販売などするためトイレタイムが必要なのだそうだ

    • 休憩後にはメンバーの一人がソロで歌を歌うようになっている

    • 今日はそれもやってもらうそうである、楽しみだ

    • 早速開始となった

    5 小柳ゆき

    • 演出家が甲高い声でいう、「ハイ↑、客入れが始まったー、ハイー↑、オープニングの○○がスタートしたー、ハイー↑、○○が終わったー、ハイー↑、ルーセンショーとトラーニオが舞台に出てくる↑、スタ↑ーーート」と言って「パン」と手を叩いて開始の合図を送る

    • 順調な滑り出し、と思いきや、ベテランが所々でセリフがつかえたりする場面が数度あった

    • 演出家は、集中を切らないことと最初に注意していたから、つまっても誰も助け船は出さない

    • んんー、一番焦っているのは本人なんだろうけど、聞いているほうも気が気ではない

    • 「おーーい、なんとか切り抜けろ」と思っているが、切ない空白の静けさが、何回も力み

    • とともにおそってくる

    • だが、内容的には昨日より断然よくなっている

    • 特に脇役の力投ぶりが光っている、やはりベテラン脇役はいい味出すねーー、と感心する

    • 途中の踊りの場面では踊りの曲が流され、みんながイスに座りながら曲にあわせて踊っていた

    • いよいよ、ソロの曲が始まった

    • 私にはなんの歌かわからなかったが、構成表には「小柳ゆき」と書いてあった

    • 聞いたことがあるような、全くないような、もちろん曲名などわかるわけがない

    • しかし、なかなか「いい感じ」の歌であった

    • 読み合わせはドンドンと進む

    6 あ、まちがえた

    • そろそろ私の出番だ

    • よし、先ほど練習したことを思いだし、頭の中でセリフを繰り返した

    • 最初の一言が出てしまえばこっちのもの

    • あとは相手のセリフをよく聞いて自分のきっかけを間違わないようにする

    • よしよし、順調だと思って進んでいった

    • 昨日まちがえたところは何とかクリヤー

    • いよいよ、最後のセリフ、と思った瞬間とまどった

    • しかし、何とか押し切って退場場面になった

    • ホッとしたと同時に、まちがえちゃったとガックリ

    • 後最後にもう一回ある、よし今度こそとおもっていた

    • 役の立場を考えながら相手のセリフを聞いて対応していった

    • 最後の一言を言い終えた瞬間、あ、まちがえた、と思ったが言い直しては変だと思い言い切る

    • 演出家から苦笑が出る

    • あちゃー、またまちがえちゃった、だけども流れ的には間違ってはいなかったのだが

    • 通しの読み合わせが終わって演出家は言う、あちこちまだセリフの間違えがあると

    • 来週から立ち稽古なんだから、自分の「立ち」を考えておくようにと

    • 休憩に入った

    • 仲間から、「お父さん、だいぶまちがえていたよ」と言われた、まだまだ練習が足りない

    7 狂ったように踊る

    • 休憩後、結婚披露宴での各自の立ち位置の指定があった

    • そして引き続き、結婚披露宴の場面練習がなされた

    • 今度は、ルパムの曲を変えてみて踊って欲しいとのことで全員でルパムを踊った

    • また、別室で「抜き」によるセリフ読み合わせが始まった

    • 残った人で、みんなで歌う歌について山田氏から指導を受けた

    • その後は、各自による自由練習と言うことになった

    • 披露宴の場面でメイド役のグループが役作りの打ち合わせをしている、後はセリフを覚える人、ルパムを踊る人とバラバラになった

    • 私はルパムの順番がまだ十分に入っていないので踊る練習をした

    • 曲がかかると自動的の踊りだしてしまう

    • 何回も、何回も繰り返して踊った

    • それでも曲が流れるとまた踊りだしてしまう

    • 三村氏から「狂ったように踊っているけど、休んで下さい」と休憩命令が出た

    • 私は、自分の体力にあわせて適時休むようにしているが、曲がかかるとやはり踊りだしてしまう

    • なんだかんだと言って、11時に終了となった

    • 最後に三村氏から「あすは月曜、最後の練習休みです、ゆっくり休んで疲れをとって下さい」と

    • そうか、本番まであさってから連日練習か、いよいよですな

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  • 7月 8日(土)pm2:00〜10:00全体稽古

    1 珍しい人

    • 今日は、早めにスタジオに入ったら写真取りをしていた

    • え、え、なんで、なんか連絡があったの、早めにこいなんて

    • とおもったが、ポスター用の写真取りとのこと、ポスターとは選挙用のポスターのことと分かるのに私は少し時間が掛かった

    • 珍しい人が見学に来てくれた、昨年参加したミネムラさんだ

    • 相変わらずの、ひょうひょうとした雰囲気で笑顔だけは絶やさないやさしい人だ

    • 早速身体訓練からいつものように始まった

    • ミネムラさんも一緒にやりましょうと皆が声掛けて一緒にやることになった

    • 三村氏から、今日は走りましょうといわれて外でのランニングかと思ったが、外は雨

    • なんてことない、スタジオ内で走りながら体をほぐしていった

    • 円形になって発声訓練、ア切り、滑舌

    • 一汗かいたところで、休憩後、「二拍子」をやるからと言う

    2 「二拍子」

    • 「二拍子」とは何なんだ、と思いながら休憩に入った

    • 二拍子、合図を聞いたら大の字に両手を広げてすっくと立つ、また合図を聞いたら脱力してしゃがむ、これを素早く繰り返す

    • 今度は、合図を聞いたら瞬間声を出して「怒ったポーズ」をして体を止めよ

    • また合図を聞いたら違った怒りを表現せよ

    • 左右の手や体の状況が同じようにならないこと、左右が違うこと、シンメトリーにならないようにと。

    • 今度はスロウモーションで怒りを表現せよと

    3 感情の筋肉

    • 安田氏は独特の雰囲気で責め立てる

    • 怒りが足りない、もっと怒って、怒りを持続させて、集中を切らない、まわりを気にしない、自分の中で最大に怒って、ハイ、もっと怒って、ハイハイ、もっともっと怒って、ハイ

    • 次は、笑って、そう、もっと笑って、どんどん笑って、自分の内面からホントに笑って、そう

    • 止まって、そう、止まって、絶対動かない、そう、笑ったまま、止まって

    • じゃあ今度は、泣いて、そう、泣いて泣いて、もっともっと泣いて、動かない、ハイ、違う泣きの表現を瞬間で表現して、そう、色々な泣きがあるでしょ、泣いて、泣いて

    • これをやり終えた後、控えに戻ってみると涙が出ていることに気づいた

    • 安田氏は言う、「人間の感情の中にも筋肉があると考えている、この感情の筋肉も使ってやらねば、そしてストレッチをしてやらねば衰えてくる、だから、こんな感情表現の練習は必要なんですよ」と。

    • 結構これは疲れるが、おもしろいと言えばおもしろい練習だ

    4 セリフが怪しくなる

    • 休憩後、通しの読み合わせをやるという

    • 全体の出来はどんなになってきたんだろうか、気になり始めたこの時期、全員で通しの練習

    • 以前から見たら数段良くなっている

    • ペトルーチオなんかものすごく良くなっている

    • 人のばかり見ていたら、だんだん自分の出番が近づいた

    • セリフを何度となく繰り返し確認して、さあ私の番が来た

    • なんとか最初はこなして、一番肝心なところで、セリフが怪しくなってきた

    • セリフが出てこない、確かこんな意味でなかったかなと思い余計なセリフを作ってしまった

    • なんとか最後までたどり着いたが、問題は肝心な所でキチンと正しいセリフが出てこなかったことである

    • 夕食休憩に入った

    • 今日は時間が押しているので休憩時間が少し短縮された

    • 仲間と一緒に牛丼吉野屋へ、コンビニで飲み物を買い求めてついでに打ち上げ花火を少し購入

    • 今日の夜、練習終了後、第2回交流会で花火大会が予定されている

    5 催眠術に掛かったように

    • 夜の練習が始まった

    • ルパムの自分のパターンを覚えることが急務である

    • 曲に合わせて何回も、何回も、何回も、ただひたすら順番を間違えずに踊れるように練習あるのみ

    • 疲れてきても、曲がかかると催眠術にでも掛けられたように踊り出す

    • ただひたすら踊るのみ

    • 三村さんから、結婚披露宴の場面をやりましょう、ということで何回か練習をした

    6 衣装でビジュアルに

    • 休憩後、衣装あわせをしますので各自衣装を受け取って準備して下さいと言われた

    • 私には衣装がない、自分で用意してきた青系統のスーツを着て準備した

    • クツ、スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、帽子、ステッキ、全て自前、ほぼいつもの私の姿です

    • 違うと言えば、ステッキだけ、これはまだ普段もってはいない

    • みんなが衣装に着替えてきた

    • ワオー、そうか、そうだったんだ、イメージはこれか

    • やっと具体的な「じゃじゃ馬」の姿が見えてきた

    • みんな、衣装姿を見て話題騒然、エー、なにー、こんな格好するのー、エー

    • 今までの練習では見えなかったものが、衣装をつけることでビジュアルになってくる

    • おもしろいねー、演劇ってこうやって作って行くんだよねー

    7 本人の気持ちと演出家の気持ち

    • 演出家から順番に呼ばれてステージの真ん中にチーム別に並ばされた

    • 衣装はおやすいものが多いから裏地など付いていなかったり、サイズが合わなくてパンパンだったり

    • 白系統のものは下着が透けて見えてしまう

    • そんな状況だから、若い子は恥ずかしがってタオルやら他のもので隠したりする

    • そんな本人の心理などわかっていても、一々かまっていられない

    • 今は、他の人とのバランスやイメージをチェックするためのいわばマネキン

    • だから、ステージの真ん中でみんなが見ている真ん中で

    • 演出家は余計なものは持つなと、淡々としかり、彼女らは恥じらいながらも従う

    • ここには、自分の好みなんぞ二の次、当然「じゃじゃ馬ならし」を演ずる上でおもしろいかどうかが判断基準だ、当たり前といえば当たり前のことだ

    • 全員の衣装チェックが終わり、あちこち手直しが出たようだ

    8 パイ投げ

    • 今日は、第二回交流会ということで信濃川の土手まで行って花火大会だという

    • 帰れる支度をして玄関前集合と言うことで準備をして玄関前に集まった

    • みんなでリリックから公園を通り抜けて信濃川の堤防にある東屋(あずまや)に移動した

    • 初めて、公園を通ってみたが、なかなかいい公園である、自然と堤防まで続いている

    • 花火大会が始まった、色々な花火に火がつけられた

    • 音のするもの、打ち上げもの、煙ばかりのもの、明るいもの、おとなしいもの

    • ワインやビールも振る舞われ、なんとなく和気あいあいと楽しい時間が過ぎて行く

    • 途中で、誕生日のメンバーと、婚約したリリックの職員におめでとうの声が掛かった

    • みんなが集まって声が掛けられた

    • と、その瞬間、なにやら顔面にぶつけられたようだ

    • ケーキのパイが顔面にぶつけられたようだ、暗くてよくわからないが

    • クラッカーが鳴る、一斉に歓声が起きる、写真のフラッシュがたかれる

    • どうも、本物のパイではなく、パイのようなオモチャのモノのようだ

    • それから、顔面についた残りを他の人にも付けあいっこが始まった

    • みんなで、キャー、ワーと騒いで盛り上がった

    • しばらく騒いだあと、そろそろお開きにしましょってことで後かたづけをして解散となった

    • スタッフのおかげで、普段ゆっくり話ができない指導のインストラクター各氏とも話をすることができた

    • 感謝、感謝、スタッフのおかげで何となく、気持ちの通ずる仲間となれるキッカケ作りになったと感じた

    • あと2週間を切っている、頑張りましょ、ハイ

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Last Updated: 01/08/11  Web Master: TAKANO hiroki  Mail to Takano: takano@tmc.nagaoka.niigata.jp