練習報告(私の練習日誌・雑記帳です)2

2000年6月24日から6月30日まで

メニュー

6月30日

  • 1結構柔らかくなった

  • 2結婚式の披露宴

  • 3演劇はアンサンブル

  • 4しゃれたデザイン

6月28日

  • スタッフが一生懸命

6月25日

  • 1一番かっこわるい人

  • 2歌の練習

  • 3知的背景の講義

  • 4役の発表

  • 5選挙事務所

  • 6曲を変更か

6月24日

  • 1ワー、キャーおとうさーーーん

  • 2歌の振り付け

  • 3不安定な状況

  • 4コサックダンス

  • 5イヤな状況

  • 6やっとお呼びが掛かる

  • 7「気が高ぶる」

  • 8気持ちを切り替える

  • 9一体感が醸し出される

  • 10明日、発表します


本文

 

  • 6月30日(金)pm6:30〜10:00全体稽古、ダンス 第1スタジオ

    1結構柔らかくなった写真はこちら

    • 今日は三村さんの他に新しいインストラクターとして珍しい名前の若い男性がおいでだ

    • 名前は一回じゃ覚えられない、読みもわからない、何でも鹿児島出身だそうだ

    • 彼の名前は祁答院公継、これ本名だそうである

    • 日曜まで指導していただけるそうだ

    • しかし、山の手には珍しい名字の人が多いですな

    • その珍しい名前の彼が今日は身体訓練の指導をしてくれた

    • 指導担当者が変わると微妙にやり方が変わっておもしろい

    • 私が柔軟で相変わらず体が固くて苦労していると、三村さんが腰を押してくれた

    • 今まで足の先をしっかりつかむことはなかなかできなかったが、三村さんに押してもらったらできた

    • おお、結構柔らかくなったジャン、と一人でほくそ笑んでいた

    2結婚式の披露宴

    • 今日は発声練習を安田氏が指導した

    • ここをこんな風に響かせて、ここに意識を持っていき、そうしてお腹から声を出す

    • フムフム、何となく説得力がある説明だ

    • 身訓が終わったあと、今日は山の手で一番歩行がうまい2人がいるからということで

    • 4拍子で1歩、スローモーション式に歩く練習をした

    • 簡単なようで意外に難しい

    • 休憩のあと結婚式の披露宴という設定で自由劇を行った

    • 本番で使えないか見るためだという

    • だんだん本番を意識した実験練習が増えてきた

    • 休憩後に読み合わせを全員で行うという

    3演劇はアンサンブル

    • 第1幕の最初から読み合わせ、1−Aを通しでやったあと順番にダメ出しが始まった

    • 最初のルーセンショーについていろいろと細かい指導が始まった

    • まず役者がどう考えて演じようとしているのかの質問が飛ぶ

    • それを受けて息継ぎ、音程、感情の設定、等々細かに指摘が飛ぶ

    • ようやく次のセリフだ、トラーニオは直前のルーセンショーの意識を受けてどう演ずるのか

    • 役者にどんどん質問が飛ぶ

    • 役者が詰まってしまうと、その演じようとする役の意識がいかに大事か解説が始まる

    • 演劇はアンサンブル、前の役者が演じようとした意識を受けて次の役者のセリフの意識が変わると・・・

    4しゃれたデザイン

    • 日曜日に歩行者天国でデモンストレーションをするときの振り付けを見てもらうことになった

    • 前回の水曜日に振り付けを決めたようだ

    • ようやく揃いのTシャツができあがってきた

    • なかなかしゃれたデザインで好評であった

    戻る

  • 6月28日(水)pm6:30〜10:00自主練習

    スタッフが一生懸命

    • 月末で仕事がたまってしまい自主練習欠席です

    • 今度の日曜日に、大手通の歩行者天国でデモンストレーションをするとのこと

    • 11時にリリックに集合して大手通にそろいのTシャツで出かけるとのこと

    • そうそう、やっとそろいのTシャツができあがってくる予定ですよ

    • 2時の練習開始までにはリリックに戻ってくることを考えると

    • ま、正午前後にデモンストレーションでしょうね

    • それから、次週の8日(土曜日)にはなんと第2回交流会があるとのこと

    • なんでも夜9時頃から花火大会とか

    • 信濃川の土手まで移動して花火大会開催とのこと

    • スタッフの皆さんが一生懸命いろんな企画をしてくれるから今年は充実ですね、感謝

    戻る

  • 6月25日(日)pm2:00〜 9:00全体稽古、ダンス 第1スタジオ

    1一番かっこわるい人

    • 今日も歌の振り付けをするので1時間早く集合となった

    • 今日はひざの周りが痛い、昨日のスクワットが効いたようだ

    • 今日のインストラクターに、山田宏平氏が加わった

    • まず、簡単な身体訓練のあと、歩きながら色々な指示をうけて行う練習があった

    • なんと、そのとき「この中で一番かっこわるいと思う人のそばによる」という指示があった

    • さてこまった、誰と言われても・・・などと考えている間に

    • 誰かが私のそばに来た、そうしたら一斉に私のそばにどんどん人が集まってきた

    • これは大変だ、よし、私も動いてやれってんで、適当に前の方の人の近くに行った

    • そうしたら、私の近くに来た人も一斉にくっついて動いてくる

    • また私が動いたらさらにみんなが私にくっついてくる

    • キャーーみんなに取り囲まれてしまうぅぅぅぅぅ

    • 結局私が一番かっこわるいってことですか、ハイハイ、わかりましたよ、ハイハイ

    • もう居直りですね、ハイ

    2歌の練習

    • 休憩の後、配役の最終決定のためにまた呼び出しが始まった

    • 今日は私の呼び出しはないと思うので落ち着いて練習をした

    • 音楽担当の山田宏平さんが来ているので、歌の練習が始まった

    • リズムの取り方から指導を受けた、リズムの「裏」をキチンと取るようにとのことだ

    • 歌の歌詞の意味をキチンとつかんで気持ちを入れるように指導を受けた

    • この歌は結婚する娘が親に気持ちを伝える歌だからそこのところを理解するようにとのこと

    • そして、同時に弾けるような活力ある歌の面も出すようにとのこと

    • どうすんの、全くちがう気持ちを同時に出せってんだから、まいっちまうよねー

    • しかし、別々に歌い分けて練習して行くうちに、何となくわかってきたような気がする

    3知的背景の講義 講義内容はこちら

    • 昼の後半を使って3名のインストラクターから「じゃじゃ馬ならし」を演ずるに当たっての知的背景の講義があった

    • まず、三村氏から「シェイクスピアの生涯(信長、秀吉、家康と同時代を生きた人)」

    • 次に、「じゃじゃ馬ならし」上演史と「ヨーロッパの愛 日本の恋」というテーマで水寄女史から

    • 最後に山田宏平氏から「イタリアという国/16世紀のイタリア」というタイトルで講義をいただいた

    • 山田氏はイタリア国家の音楽をバックに、最後にはイタリア人のよくするボディーランゲージを実演していただいた

    • 夜の練習は全員でグループごとに割り当てられたルパムの順番を組み合わせて踊る練習をした

    4役の発表

    • 7時にようやく役の発表だという

    • 安田氏は例のごとく「これは最終決定ではない」と前振りを入れる

    • 暫定配役が発表になった

    • 全員がどこかの役に振り分けられている

    • 私は当初の予定の役に割り当てられていた

    • 早速、全員で読み合わせをやるという

    • ここで十分にセリフが頭に入っていないようなら再考の対象になるという風な話が再度なされる

    • プレッシャーがどんどんかけられる

    5選挙事務所

    • 読み合わせが始まった

    • スタッフは台本を見ながらセリフに間違いがないかチェックを入れている

    • 私の出番は最後の方なのでみんなのセリフの状況を観察する

    • フムフム、頑張っているね、なるほどなるほど、と

    • サー私の出番が近づいてきた

    • だんだん気合いを入れてくる

    • よし、それいけーーーぇッ

    • 一生懸命やればやるほど、あちこちで笑いをこらえているメンバーの顔が目に入った

    • なにがおかしいのだろうかと思ったが、スタートしたらやりきるしかない

    • 安田氏の笑い声まで聞こえてきた

    • ま、いいか、とにかく一生懸命やろうと「気」を入れてやりきった

    • セリフで間違えたところがわかったが、とにかくセリフを切らずに言い切った

    • 読み合わせが終わったのが8時半過ぎ

    • 安田氏から話があった、とにかくセリフを一字一句間違えずにおぼえてこいと

    • それから、今回の設定は「選挙事務所」、そこに4人の候補者と召使いが選挙運動員だという

    • なるほど、どんなモノになるのか楽しみになってきた

    6曲を変更か

    • 最後に、今までのルパムの練習用曲を変更して踊ってみてほしいと言うことで全員で踊ることになった

    • いくつかの曲が流されて、それにあわせて踊ってみた

    • 今までより遅い曲から結構早い曲まで数曲踊ってみた

    • 早い曲はきつい

    • さて、最終的にどんな曲になりますことやら

    • 解散後、スタッフからじゃじゃ馬通信「パドック」ができあがったと言われて早速もらって読んだ

    • それから、パンフレット用写真を撮るから各自指定の写真店に取りに行くよう指示があった

    • 7月2日昼、大手通の歩行者天国でデモンストレーションをするから参加してほしいとのことであった

    戻る

  • 6月24日(土)pm2:00〜10:00全体稽古、ダンス 第1スタジオ

    1ワー、キャーおとうさーーーん

    • 今日は少し早めに会場入りした

    • 家内に送ってもらう都合上早くなった

    • リリックについたらすでにメンバーが数名いた

    • そのメンバーが私を見つけた瞬間に、「ワー、キャーおとうさーーーん」と・・・

    • オオ、そんなに人気者になったのかと瞬間喜んだが・・・

    • 何のことはない、私のチームが今日は1時間早めに集まることになっていて、私に連絡が取れなかったのでどうしようと相談していたところだった、それだけのことでした、ハイ

    • 昨日安田氏に言われた歌の振り付けを考えるための早出である

    • 実にみんな真面目なメンバーだ

    2歌の振り付け

    • 早速振り付けを考えることになった

    • 最初に提案してみた、「まず、振り付けのテーマを考えようよ」と

    • そうしたら、じゃじゃ馬だから馬だよねと誰かが馬に乗っているまねをした

    • それいいねーー、てことになってどんどん話が膨らんでいった

    • なんと30分くらいで振り付けの骨子はほとんど決まってしまった

    3不安定な状況

    • 練習開始の2時に安田、三村、水寄の三氏が現れた

    • 安田氏曰く「今日は昨日の続きで順次お呼びしますから読み合わせしていただきます」

    • ということで配役決定のための最終オーデションが引き続き行われると言うことだ

    • そして安田氏はつぶやく「明日、配役を決めたいのですが、場合によっては来週まで最終決定はのびるかもしれません」

    • ギョエー、まだ決まらないんだ、いい加減に決めてよネーー、こんな不安定な状況、勘弁してよーーー

    4コサックダンス

    • 身体訓練が始まった、少し今日はメニューに色づけがされた

    • 股割、これがきつい、私にとってはきついのだ

    • 蛙のように足の裏をくっつけてうつぶせになって腰を床に近づけて行く、これもきつい

    • 極めつけはコサックダンス、全員で手をつないで輪になって「スクワット」をする

    • 50回ほどやったが、キツイキツイ、手をつないでいるから自分だけ遅れるわけにいかない

    • 終わった瞬間、ひっくり返っちゃったよ、助けてーーーー

    5イヤな状況 写真はこちら

    • いよいよ別室に呼び出しが始まった

    • 最初に呼び出されるのかと思ったら全然呼び出しなしである

    • どうもこの状況はいつもいやな状況である

    • 最初は残された者がセリフの練習を各自やり始めた

    • しばらくしたら各グループで歌の振り付けが検討され始めた

    • 他のグループを見ると色々なパターンがあっておもしろい

    • そうこうしている間にも、何回も色々な人が別室に呼ばれて読み合わせをしている

    • 何回も同じ曲がかかっている、歌詞を完全におぼえようと曲にあわせて何回もやってみた

    • グループの振り付けも何回も練習してみた

    • いつまでたっても呼び出されない、いやな状況

    • しかし、そもそも役が割り振られていない人もいることを考えれば贅沢だといわれそうである

    • ついに夕食前には呼ばれなかった、中途半端な状況だ

    • 夕飯は仲間の車に乗せてもらいコンビニへお弁当を買いに行く

    • みんなと一緒におしゃべりしながらのお弁当は楽しい一時だ

    6やっとお呼びが掛かる

    • 夜の練習が始まった

    • しばらくしてから、やっとお呼びが掛かった

    • 別室に10名ほど呼ばれた

    • いよいよである

    • 台本を読むページが指定された

    • そこは私の出番の中で一番の見せ場である

    • この場所をキチンと演じられなければ失格、当然でしょうね、それにしても的確な場所ですね役を判断するには、と感じた

    • 当たり前ですな、それが演出家なんでしょうな

    • 最初の配役に私の出番はなかった

    • 二回目の配役には私の出番が来た

    • みんなの顔を見たら、一生懸命な様子がひしひしと伝わった

    • これは気持ちから入らねば、と思いぐっと「気」を入れていった

    • 前半は自慢の息子に会いに行くのが楽しみな親父の気持ち

    • 後半は召使いに気ちがい扱いされて怒り心頭に発した親父の気持ちである

    7「気が高ぶる」

    • さあスタートとなった、ところが、最初の方のセリフが出てこなくなってしまった

    • ここはよく間違えていた場所だから気をつけないと、と思った瞬間、セリフが出てこなくなった

    • まいったーー、なんだっけーー、あれーー、おかしいなーー、んんーーー

    • 誰かが小声で出だしを言ってくれた、そうしたらポンとセリフが出始めた、フーーホ

    • これはまずい、何とかばん回せねばとおもって、さらに「気」を一気に入れた

    • 後半部分は自分の心臓の音が聞こえるような、アドレナリンが大量に流れ出たような

    • そんな気持ちの高ぶりが自然と出てきた

    • 相手役の顔を見たら、あっちもすごい顔をしていた、役になりきっていた

    • 狭い部屋が割れんばかりの声が響き渡っている

    • この場面は感情と感情がぶつかってけんか状況だから当然といえば当然でしょうな

    • しっかし、俳優をやろうって言うメンバーなんだからみんな成りきってますよネ

    • 普段の雰囲気と全然違う雰囲気がこの別室の中には漂っていた

    • 安田氏からもう一回やってくださいといわれた

    • よし、今度こそ気持ちを明確にしてセリフをとちらないようにと思い一気に「気」を入れていった

    • 怒っている場面ではしっかりと「気が高ぶる」自分を、もう一人の自分が見届けていた

    • 後で聞いた話だが、そのとき一緒にいたメンバーが「ものすごく怖い顔をしていた」と言っていた

    • 安田氏からこの役の人物についてどう思っているか質問が来た

    • やはり来たかと思い、自分なりに答えた

    • 他の人にも同じような質問をしていた、その後

    • 「ハイ結構です、では次に誰々さんと誰々さんを呼んでください」

    • あっけない感触である

    8気持ちを切り替える

    • 別室から出れば、また仲間たちの世界である

    • ライバルから仲間に気持ちを切り替える、そんな作業が別室からスタジオまでの廊下でなされる

    • スタジオではみんなでルパムの練習が始まっていた

    • 今日、水寄さんから各チーム別のルパムの構成が発表になっていた、その練習が始まっていた

    • 練習に加わっていながら本当は心の中で、「さっきの質問の答えはあんなんで良かったのかな」などと自問自答していた

    • そんな自分をふりほどくように、練習に打ち込んでみた

    • しばらくしてみんなの練習を見ていると、活き活きとダンスに打ち込んでいる人がいる

    • そうでなく、何となく乗り切れていない人もいる

    • それは役にエントリーされている人と、エントリーされていない人のどちらのグループにもいる

    • 活き活き組は何か自分の中にある不安材料を吹き飛ばしたいために、自分の中にあるストレスをぶつけたいために思いっきり踊りにのめり込んでいるように見える

    • 結局みんなが持っている不安な状況が、自分を忘れさせるパワーとなって踊りが活き活きしてくる

    • そんな反面、何か乗り切れないでいる人もいる

    • 目立つのは重要な役にエントリーされている人だ

    • みんな、何となく声をかけにくい状況も感じ始めているのであろう、そんな状況の人にはあまりよけいなことは言わなくなっている

    • だんだんみんなも疲れてきた

    9一体感が醸し出される

    • 何となく切ない雰囲気もあったのだろう、何となくバラバラになりそうな雰囲気もあったんだろう

    • みんなで一緒に踊ろうよ、と言うことになった

    • みんなで一緒に踊ることで何か一体感が醸し出される

    • そして、グループごとの歌の振り付けを発表してもらおうと言うことになった

    • 各グループ別に順に発表することになった

    • 何となく楽しい時間だ

    • 各グループには必ずノリのいい人がいる

    • そんな人が乗ってくれると見ている仲間から喝采が起こる

    • スタジオ内が一斉に歓喜と拍手で沸き上がる

    • 仲間の宴会状況になってスタジオ内が一体感を醸し出す

    • 楽しい一時だ

    10明日、発表します

    • 安田氏をはじめとするインストラクター各氏がスタジオに入ってきた

    • 一瞬緊張が走る

    • 「明日、配役は暫定的に発表します、しかし最終決定ではありません」

    • 主役級の人物が昨日今日と休みで、一度もまだ見てないので最終決定はできないとのことである

    • それから安田氏は言う「誰か選挙関係の人と知り合いはいませんか」と

    • なんでも選挙用の看板を、選挙が終われば分けてもらえないだろうかということのようだ

    • 選挙用の看板を使いたいんですよと言う

    • 何で選挙用の看板が必要なのかな、と不思議に思った

    戻る

メニューに戻る


TMC日本語メイン・メニューへ

Last Updated: 01/08/11  Web Master: TAKANO hiroki  Mail to Takano: takano@tmc.nagaoka.niigata.jp