演劇初挑戦の発見
[ ホーム ] [ 上へ ] [ 1999年夏シリーズ ] [ 出演者慰労会 ] [ 大学時代の友人へ ] [ 大学院同期生への手紙 ] [ ロバの役 ] [ 私の運命 ] [ 落とした財布 ] [ 真っ白な台本 ] [ 悪魔のささやき ] [ 禁煙同盟 ] [ 心の舞台にライト ] [ 演劇初挑戦の発見 ] [ 演劇は究極のSMショー ] [ お礼の手紙 ] [ 「いい夢」をみました ] [ 「裸の王様」でした ] [ FM出演依頼 ] [ 「夏の夜の夢」写真集2 ] [ ただいま記録更新中 ] [ 家族が増えました ] [ 家族で挑戦シェークスピア ] [ オランジェリー美術館展 ] [ 演劇練習でダウン ] [ 30年前の麻薬 ] [ これぞ「夏の夜の夢」写真集1 ] [ 職人の世界1 ] [ 練習風景写真集 ] [ 楽屋風景写真 ] [ 貴族の世界 ] [ 恋人たちの世界1 ] [ 妖精の世界 ] [ ルパム ] [ フィナーレ ] [ 職人の世界3 ] [ 恋人たちの世界2 ] [ 職人の世界2 ]

 

演劇に初挑戦してみて知ったこと

  • 今まで、舞台上の主役にばかり目がいっていたが、それよりも脇役の人が自分の待ちの状況でどんな姿勢で、どんな風に待機しているかが気になってきた。舞台は、主役だけではできないという、当然のことを感じた。
  • 芝居は複数の人が集まってできるもの、だからそこに組織としての問題が発生する。組織はエネルギーとバランスがポイント。芝居をしようというエネルギー、いい芝居を作るんだというエネルギー、そして、芝居は一人ではできない、みんなの協力・共同作業で作り上げるのだというバランスがポイント。
  • 全員に均等に役を割り振るわけには行かない、当然主役と脇役、ちょい役、裏方、その他とある。そこでは、ライトを浴びる人とほとんど出場のない人がいる、ライトをさんぜんと浴びる人はうらやましがられるわけで、羨望の目で見られる。たとえ自分には無理だと解っていても、うらやましがられる。そんな羨望の目を受けて一度は得意になっても、その後で、役をもらったからにはそれなりの演出家からの要求が求められる。また実力があっても作品にあわなければ採用されないし、一度役に抜擢されても期待通りの実力が出せなければ下ろされる。過酷な世界だ。まさに、実力主義。
  • 芝居は演出家によって決まる。演出家の持っているイメージで芝居が決まるといっても良い。
  • 台詞を言うときは、視点を動かさない、体を動かさない、間を詰める、等々初めて知った演劇の基本。