心の舞台にライト
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>××です。
>高野 さん、「夏の夜の夢」がんばってください。(禁煙も!)
>先日の、ボトムの台詞を見て、「夏の夜の夢」を以前、
>観劇したことがあることに気がつきました。
>題名を覚えていないなんて、情けないです。
>
>ボトムって、仲間のリーダーで、ちょっと強面だけど、
>ずっこけて笑わせてくれる、重要な役だったと記憶しています。
>今度の演出では、いかがですか。
>--------------------------------------------------

そうなんですよ

それそれ、その役ですよ・・・・重要な役・・・・そうね、そうかなー

そうですよ、重要な役ですよ、ハイ、そう重要なんですよ。ハイ。

舞台劇って演出家でものすごく変わるんですよねー

最初に台本読んでいたときは、自分なりにとらえていたんだけれど

演出家によって、ここはこういう風に、あそこはこんな風に、と指示を受けて

できあがったものを見て行くと全然生き生きしてきて

すごいですね、演出家って、世界が全然変わってしまうんですよ

私なんか、初めての演劇体験なもので、ただ一生懸命やってるだけれど

台詞を追っかけているだけじゃダメなんですよ

状況設定を自分の心の中に作り上げて

自分の心の中にある舞台がライトを受けて動き出していないとダメなんですよ

気持ちができあがって、その気持ちの中で人物になりきって動かないとダメ

台詞の言葉尻じゃないんですよ

気持ちができあがらずに、舞台に立つと、演出家からクレームが飛んできます

バッサリとやられてしまいます、それも容赦のない、罵倒の言葉が・・・・

気持ちが先なんですよ、ほんと、ここがポイントみたいですね

 

禁煙も同じですね、自分の気持ちが先・・・ですね

だけれども、書斎で原稿書きしていると、行き詰まってきたときに、何となく、タバコの

魔力が近づいてくることがありますよ

演劇しているときは全然問題ないけれど

魔力を追い払うために、仁丹やのど飴なめたり・・・なんとか魔力を押さえてます

ただ、先日から、台詞を力んで言ったとき、今までは通らなかった声がスーと声が出て、

今までラジオのボリュームをいくら回しても声が大きくならなかったものが

急にボリュームの回転に併せて声が大きくなったような雰囲気がした

「ふむふむ、禁煙効果が現れてきたな」と、自分で決めつけてほくそ笑んでいますよ

なにかメリットを感じないと、まだ魔力につれて行かれそうです

それでも、今までにない禁煙期間記録更新です、半月になりました


柏報メーリングリスト平成11年9月17日掲載分