平成10年新春のご挨拶

高野 裕


Takano Management Consultant and Co.Ltd.


「平成9年のご報告」

大学院

大学院でじっくりと論文をものにしたいと考え卒業を1年延ばしてみたが、結局毎日の業務に追いまくられ気がついたら時間が無くなっていた。しかし、研究テーマである税理士問題について毎日の業務の中で疑問と検討を繰り返すことで、1年前と意識が変わり、自分にとっての税理士としてのあるべき姿が段々見えてきたような気がする。学問としての検討の場に籍を置いて、指導教授のいることのありがたさを切に感じる。

税理士業務

毎日のようにお客様との打ち合わせや相談の対応に追われているが、専門家としてのあるべき姿を自問自答しながら進んでいる。悩んだとき、妻のアドバイスが有効な打開策を見つけるきっかけとなる。事務所のテーマは「半歩先行く税理士事務所」、管理職には全員ノートパソコンが各自用意され、社内のパソコン活用が一層進んだ。慰安旅行は返還直前の香港へ。

税理士会関係

長岡支部長から、パソコンを導入し経理の情報化を進めるため経理部長をせよと任命。支部例会でパソコン情報化の講演、事務局で会員向けパソコン入門研修講師、支部会報新年号に「支部にパソコンがやってきた」と題し寄稿。県連合会で青年部会委員を仰せつかる。ちなみに税理士会の平均年齢は60歳以上。税理士情報ネットワーク全国ユーザー会ネットワークシステム委員に任命された。

研究会関係

<知新会>、 シャープ勧告を研究、所得税について発表、仙台にて市民オンブズマンの勉強。 <桜税会>、 松沢智教授の古稀記念、裁決例を検討発表。 <守之会>、 船による隅田川花火見物が雨で中止。 <水到会>、 「青色専従者の残業食事代」ディベート担当。 <その他>、 日本税務研究センター発行「税研」76号に「税理士業務の責任基準」を寄稿。

診断士関係

中小企業大学校三条校財務講師、泊まり込み1週間のハードながら楽しい受講生との出会いを得。卒業生で組織された「高野組」同窓会が開催され、フォロー研修としての意義を感じた。青年会議所や農業者対象講演増加。単発の講演より長期研究会講師依頼が目立ってきた。日商主催東日本地区研究会で講演。書籍販売は順調に売上を伸ばし、現在、第3弾目の出版を企画中。職員による講師の講演会実施。今後増加予定。

その他関係

神奈川大学大学院での恩師が他界。その知らせを受けた夜、柱にぶつかり頭部を裂傷出血3針縫う。

父母

今年75歳を迎える父は税理士界9月号に「固定資産課税台帳登録事項にかかわる判決と税法改正」寄稿。税理士会主催パソコン教室に通い始める。70を過ぎた頃から習い始めた絵画の腕がようやくまともになってきたのか、夫婦そろって市展に入選。私が父と同じ年頃になったとき、はたしてこの意欲が出てくるものであろうかと感心させられる。両親が健在であることのありがたさに感謝。

妻洋子

社会保険労務士としての力をより高めるため、早朝の新幹線で毎月東京まで研修に行く。今まで私が毎回送迎してもらったお返しをしている。私が夕食の支度をする機会が増えてきた。妻は講演の依頼も増え、人気上昇中。銀行等の顧問も徐々に安定。今年の結婚記念日は、家族全員で地元の温泉ランド1日滞在、妻はアカすり初体験。4月にインターネットで探して奥志賀と白馬に泊まりで春スキー、ついでに善光寺参拝。連休は5家族でにぎやかなファミリーキャンプ。地元在住留学生と地元大学教授家族を交え友人宅で国際色豊かな家族交流クリスマスパーティー。今度の春休み、入試が終わったら妻の親友が居るトルコに家族旅行をしようと計画中、その友人が日本に帰国したというので早速ご挨拶を兼ねて訪問。

長女悠季中3

神社の所在地を地図上でつないでみると三角形や星形、北斗七星の形などになることを知り、これらのことに詳しい地元在住大学教授宅まで訪問して教えを請い夏休みの宿題とした。それがきっかけで、私は易経や陰陽学に興味を持ち始めた。彼女は運動会で応援団の副団長として青春を感じ、放送委員長として責任を感じ、ポケベルしながら友を感じ、そして確実に大人になって行く。

長男裕久小6

お父さん将棋をしようと彼から声をかけられ、最初のうちは簡単に勝っていた私だが、色々本を買い必死になって勉強した効果が現れたのかいつの間にか彼が勝ち始め、ついには私が将棋をしようと声をかけても相手にされなくなってしまった。今まで自宅にパソコンが無かったが、クリスマスにパソコンを購入、インターネットに登録してファミリーIDを取得。早速彼はゲームをやり、年賀状を自分で作ってしまった。

私宛はtakano@tmc.nagaoka.niigata.jp 家族宛はtakano3@coral.ocn.ne.jpHPはhttp://tmc.nagaoka.niigata.jp

今年も、皆様にとって良い年でありますように

平成10年新春


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Last Updated: 01/03/98