平成21年06月13日(土曜)

佐潟

今日は新潟のお客様から相談したいと呼ばれて新潟へ

何か飲むかと聞かれても車で来ているからお茶を下さいと

新潟の帰り、こんど花火の時にお客様をご接待する必要があるので

どこにお連れしようかと車を走らせてみた

まずは、ラムサール条約に登録された佐潟

ここはどこからも流入する河川はないという

砂丘湖ということで地下水や雨水だという

確かにすぐ近くはもう海

角田浜海水浴場などの海水浴場にも近い

なにかレースのテーブルクロスが掛けられたような雰囲気だ

少し走ると巻町、いまは新潟市になってしまったが

この巻と言えば長岡藩の親戚で三根山藩があったところ

三根山藩といえば、言わずとしれた米百俵の教えの、あの米を贈ってくれた藩だ

いろいろ観光協会の書いてくれた資料を読んでいると

三根山藩も苦しい財政の中から本家の長岡藩に米百俵を贈ったと言うことだ

そして藩校も開校していたりと、やはり人材教育には力を入れていた

車を走らせていたらバラ園があった

広い敷地に数多くのバラが栽培されていた

一番の盛りは過ぎたようにも見えたが

まだまだキレイなバラの花をいっぱい見ることができた

なんとも味のある名前のバラ園だ

そして、私が昼食会場にしようと思っていたレストラン兼美術館に寄ってみた

すると、正面玄関にこんな張り紙がされていた

近くにいた若い女性に聞いてみたら

「すみません、7日に終わったんですよ」

「エッ、この7日ですか」

「ハイ」

「あっそう、終わったんですか、この7日に、あそう」

「はい」

がく然とした

お客様をお連れして喜んでいただけるだろうお店というと

このお店という風に思っていたのだが

残念、残念、営業を終了してしまったという

残念だ

私の楽しみにしていたお店が、そうですか、営業終了ですか、ハイ

ちょっと車を飛ばして

落ち込んだ気持ちをすっきりさせようと思ったが

弥彦山の頂上はガスが掛かってよく見えなかった

ふと思い出した

私が小学校のバス旅行でやってきたのはここ、弥彦山の頂上だ

そのときもガスが掛かって

楽しみにしていた佐渡島は見えなくて

帰ってから書いたバス旅行の思い出の絵は

クラスの多くはガスに掛かった風景だったという記憶がある

前へ

次へ

目次へ