会社の置き薬を取り替えに昔からの薬屋さんが会社においでだった
私はこの方のお父さんがいつも持ってきてくれたことを覚えている
聞けばもう80歳に近いとしになられているという
そして、このカバンというか荷物は昔から見慣れたものだ
なかなか面白いと思ってカメラを向けたら
わざわざ中を広げて見せてくれた
それこそ、私が小さい頃からの富山の薬屋さんなのだ
半世紀以上のお付き合い、いやそんなものではない
戦前からなのかも知れない
そんなお付き合いを大切にしたいものだ
ちなみに、この薬屋さんは現在長岡にお住まいなのだ
今日は月曜日で昼食を食べるお店でお休みが多い
そこで、自転車で少し離れたところまで出掛けていったのだが
途中で雨が降り出して帰るに帰れなくなってしまった
仕方がないので車を呼んで帰ることにしたが
その車を待っている間、お店の前の広場を見ていた
ここは現在法務局が新しく移転してきたが
これから消防署だとか国の合同庁舎で税務署だとかが集まってくる
そうすると、こんな広々とした景色が様変わりするのでは無かろうかと思い
今の景色をすこしでもカメラに納めておこうかとシャッターを切った
これは長岡の街中だ
大手通のような大きな通りも悪くないのだが
こんな横の通りのほうが落ち着くというか、安心できるというか、手の届く範囲というか
ま、ホッとする雰囲気のある世界だ
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