今日は沼津で開かれるロボカップジャパン2008の観戦にやってきた
長岡始発の新幹線で大宮へ、大宮からスーパービュー踊り子1号で熱海へ
そして、熱海から乗り継ぎで沼津、およそ4時間の旅だ
途中、きれいに富士山が電車の窓から見えて
そう、富士山はやはり魅力的な山だ
まず、沼津に着いたら腹ごしらえと言うことで
駅の観光案内所に行って情報収集
昼食にどこかいいところはないかと聞くと港の市場近辺にお店がいっぱいあるとパンフをくれた
いっぱいあるお店のパンフレットをもらってもどこに行ったらよいかわからない
そこで観光協会のおばさんに
このなかで人気のお店はどこかと聞いたら
「そんなことは言えません」とあっさりと拒否
では、最近話題の店はどこかとさらに聞いたら
「そんなことは言えません」とさらに強く拒否された
仕方がないので、ま、タクシーに乗って移動する
だいたい知らない土地に行くとタクシーを多く利用する
自分でレンタカーを借りてという考えもあるが
旅先で地理が不案内なのに自分で運転することと駐車場を探すことがわずらわしい
そこでタクシー利用となるわけだが
タクシーは駅前にだいたい止まっている
駅前はよいのだが、行った先で今度はタクシーを捕まえるのが大変
結局タクシーは待っていてもらうか呼ぶしかない
沼津のタクシー運転手に話を聞く
というより、どこに行ってもだいたい同じ質問なのだ
人口はどのくらいですか
産業は何ですか
観光にどこかおすすめのところありませんか
お土産には何がいいですか
食事に人気のお店はありませんか
このくらいの質問はだいたいどこでもタクシーの運転手に質問する
ところで、この沼津駅前から乗ったタクシーの運転手にどこか昼食で評判のお店はないかと聞いた
すると、この運転手は港がいいという
ここまでは観光案内所のおばさんと同じだ
しかし、ここからが違った
まだ時間が早いから大丈夫かなという
こっちは、お、なんだろうと思った
運転手は言う、いつも行列ができているから、いまならどうかな、と
一気に行列のできるお店という話に引き込まれる
ヨシそこに行こうと言うことになる
何でもその店の名物はかき揚げだという
それではそいつを試してみようと言うことになる
港についてお店の並んでいる通りにタクシーは入って行く
するとどうだろう、確かに人が集まっている店がある
運転手は言う
ほら、もう行列ができていると
よしではここにしようとタクシーを降りる
しかし、どのくらい待つのかわからないが、ま、ものは試し
この店のおすすめを注文しようと言うことになる
およそ30分くらい待っただろうか
待ったといっても近所をフラフラ見て回ってから待ったのだが
早速この店に入って名物のかき揚げを注文する
出てきたかき揚げを今度はどうやって食べたらいいのだろうかと思案する
ごま油を使って何層にもなっているかき揚げだ
天つゆをかき揚げの上からかけて
結局どんぶりの上に崩して食べた
しかし、最後まで食べきれなかったが思ったよりも食べられた
ん、だけど、だんだん飽き飽きしてきた
おいおい、考えてみたら私は胆嚢を摘出しているのだ
だから油ものの消化が弱いのだ
ということは、こんなにかき揚げのでかいやつを食べるなんて無謀なのだ
ということにハタと気づいたが、もう遅い
どうも胃もたれしてきた
ま、金目鯛とか、私にはあまり魚の種類に詳しくないが
赤い色が特徴なのだ
さて、ようやく食事も終えてタクシーを捕まえていよいよロボカップの会場に向かう
当然タクシーに乗ればいろいろ質問する
いま寄った店のことを話すと運転手は言う
その店は地元の人は行かない店だと
ま、話のネタに一度は行っても二度は行かない店だという
テレビ宣伝を積極的にやっている店だという
先ほどのタクシー運転手がタクシーを呼ぶと130円呼び出し料が加算されると言ったので
私はこの地区はタクシー会社が少なくて独占状況だからそんな高い呼び出し料を請求するのかと思った
そこで質問した
タクシー会社は何社かと
すると13社あるという
13社もあれば適正な競争が起きて
そんな呼び出し料を130円上乗せなんて
初乗り630円に130円上乗せで760円から始まるということになる
地元の人にとってはタクシー利用が減るのも当たり前と思ってしまう
さらに利用者にとっては降りようとしたときメータが630円なのに
760円ですと請求される
これもなにかだまされたような感じがする
消費税の総額表示が求められたように、タクシーメーターも呼び出し料を請求するなら
メーターにキチンと表示すべきだと思って見ていた
タクシー業界が自分たちのことばかり考えてお客様の立場で考えていない独善的な意識の現れ
ま、こんなやり方していれば利用者はドンドン減ってくるわけだ
さらに驚いたことに
「沼津はどこか見るところありますか」とタクシー運転手に聞いた
するとあっさりと「何もないね」と返事が返ってくる
実際何もないのだろう
しかし、せめてタクシー運転手ならお客に何か情報を提案できるようにすべきではないかと思う
タクシー運転手に乗るたびにいろいろな質問をする
人口は、見るところは、美味しい食べ物は、産業は
そんな質問を運転手にするがまともに返ってきた答えは人口くらい
あとは「さあ〜」と返事がない
そして彼らはだいたい他人事のようにぼやく
「中途半端なんだよね」と
その街の魅力のなさは運転手を見ていればわかる
運転手さえも自分たちの街を他所から来た観光客に積極的に紹介しようという気持ちがない
京都や札幌の運転手は観光客とわかるといろいろと街の説明をしてくれる
街の魅力はタクシー運転手を見ていればわかる
そんな気がした
運転手に魅力がないところほど
車を呼べば130円の上乗せ料金が請求されるのかもしれない
そんな風に思えてきた
さて、ようやくロボカップの会場にたどり着く
ちょうど長岡の技大と青年鉄工研究会の共同作成によるロボットが
予選にトライするところだった
なかなかの成果を上げていた
結局、このロボットは翌日の決勝に進み
優勝してしまった、ということは日本代表になったということだ
さらに、ということは世界大会に参加すると言うことだ
で、世界大会は7月に中国で開催される予定だったのだが
なんでも中国政府がオリンピック前後1ヶ月以内に開催される国際大会を禁止したという
そのため、今年の世界大会開催会場が宙に浮いてしまったようだ
あと2ヶ月ちょっとで世界大会の開催地を選定して準備をするなんてことはえらいことですな
どうなるのでしょうか、気になるところです、ハイ
中型ロボットサッカーは迫力がある
各ロボットにはノートパソコンを組み込んである
結局、ノートパソコンをそのまま利用した方が間違いないということだろうか
ヒューマノイドロボットは年々進化している
手前の二足歩行のロボットと向こうのロボットの競技
これは同時に歩き初めてどちらが早くゴールに到達するかというもの
単純なのだが手前のロボットは最後まで歩くことさえ難しかった
真っ直ぐ歩くことも難しい
それよりも立って歩くこと自体が難しい
そんななかで向こうのロボットは世界大会でも名をはせた
チーム大阪のロボットだ
実に素直にスタスタと歩く
当然真っ直ぐとスタスタと歩く
当たり前に見えるのだが、手前のロボットを見ていればいかにそれが大変なのかと言うことがわかる
会場は大勢の人が来ていたが子供たちも大勢見に来ていた
四足歩行ロボによるサッカーは人気だ
とにかく可愛いのだ
しかし、このアイボは製造元のソニーが製造中止しており
貴重品になっているのだ
会場でいろいろ注目されていたのがロボットスーツとでもいうのか
結構いろいろなものがあった
そんななかでこのマッスルスーツなるものが注目だった
説明を聞いていると、持てないモノが持てるようになるスーツではなく
荷物を持っても軽く感じられるスーツだと言っていた
さらに別会場でジュニア向けの競技を開催していた
これは丁度長岡工業高校のメンバーが行っていたものだ