平成19年08月02日(木曜)

昨日は入院して以来、初めての出勤日だった

月の初日と言うことで全社員による朝礼が開かれた

最初に私が挨拶するわけで

皆さんにいろいろお見舞いに来てくれたりしたことのお礼や

今後の予定などお話ししたわけだが

どうも言葉が頭の中に浮かんでこないというか

話すことの機能が使っていなかったために回転していないというか

そんな雰囲気なのだ

日本語として正しい言葉になって口から言葉が順番に出てこないのだ

ま、これは時間が解決するだろうと思った

スーツを着て、キチンとネクタイを締めて動き出すと仕事モードのスイッチが入るようだ

テンションが違ってくる

相手のことを考えて話し出す

そう、今までは自分のことばかり考えていれば良かったというか

自分のことしか考えていなかったというか

しかし、仕事モードになると相手のことを考えて話をし始める

何かそんな雰囲気がした

だから、仕事で人と会っているときと

病院にいるときではエネルギーの消費量が違う

そうなのだ、ホント

だから、今はあまり人にあったり会議に参加したりということを押さえておこうと思った

疲れ方が違うのだ

 

リリックまで用事があったついでに県立美術館に寄ってみた

なかなか見でのある企画だった

時代の中で人は時代の意識との変革の戦いをしているのだということを理解した

絵画は時代時代で新しいものを求めて変革してゆく

そのなかで、今までの時代の意識、古い意識と新しい意識のぶつかり合いの中で

時代と戦いながら進歩してきたのだと感じた

 

夜、長岡祭り前夜祭ということで

今年はさすがにみこしは担げないということで

せめて写真でも撮ろうと思って出かけていった

翌日というか、今日というか

胃カメラを飲むから7時以降は何も食べるなという指示に従って

カメラを持って出かけていった

久しぶりに見る長生橋だ

県立美術館の常設展でフラッシュ無しでカメラ撮影はOKとのこと
ロダンの考える人をカメラにゲット

この作品は私の好きな作品の一つ「アリス・グレイの肖像」だ

美術館は何となく心が落ち着いて、私の好きな空間だ

この作者は長岡出身の方だそうだ
何とも言えない引き込まれる力のある作品だ

外は暑そう、中庭の少女の彫像も暑さにうなだれているようだ

美術館入り口ホール天上の逆さピラミッド、なにかパワーが出てきそうだ

今日は8月1日長岡が空襲で焼かれた日だ
夜柿川で恒例の灯籠流しが始まった

そして、また、恒例の民謡流し、オッと長岡大学の学長さんが先頭ですか、ハイ

いろいろな団体の人が参加している

皆さん一生懸命練習して参加のようだ

ハァ〜ァアァア と長岡甚句、大花火音頭など

外国の方も浴衣を着て参加だ

金髪に浴衣も結構に合う

お母さん、頑張って

大手通いっぱいに広がっている

こちらは本部アナウンス席なのだ

足の出方がポイントなのだ

皆さんおそろいの浴衣で、そう、足もおそろいで踊ってます

浴衣の背中に「地震に負けないぞ!」と書き込まれたうちわをさして踊りましょ

さぁーいくぞーー

ソィヤ、ソィヤ

みこしの上の鳳凰も一緒に、ソィヤ、ソィヤ

ドンドンとみこしが何基も大手通中央に集まってくる

担ぎ手は無心に声を出して担ぎまくる

高い声で、ソィヤー、ソィヤーと、ハレの舞台なのだ

みんながハッピー、私もハッピー、ソィヤー、ソィヤー

ユサユサ、カシャカシャ、淡々とみこしが上下して進んでゆく

みこしの先頭に乗って無心に扇子を振っている

ハァーィ、ソォレー、ほだれ様のおみこしだ

最近締め込み姿の男性が目立つ

夏は俺様の出番だー

アィヤ、ハャ、ホレホレ、ホレホレ

ハァーィ、ソォレー、ほだれ様、ハァーイ、ソォレー

サァーーー、いくぞーーー

みこしが大手通中央に集結してもみ合い、激しく上下に揺れている

みこしを担ぐことは無心になることだ、左肩担ぐと右手が緊張する

もう熱気の渦だ

さぁーいよいよ最後の締めにいくぞーーー

オー、差せ差せ、みこしを上げろー、フィニッシュだ

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