平成19年08月03日(金曜)

昨日は朝から中央病院に

そして、まず胃カメラの検査だという

これが私は苦手なのだ

ところが、以前は日赤病院で胃カメラを飲んでいるのだが

その時は、緊張して力んでいたのだろう

ベテランのナースが、「力を抜いて」というのだが

どうしても力が入ってしまうようだ

さらに胃の中から十二指腸に入ってゆくときに

なにやら無理矢理ねじ込んでゆくような

胃の奥のほうが、閉じている穴の中に滑りの悪いものが

無理矢理、ズズズと入ってゆくような、神経を逆なでするような

そんな感覚が胃の奥からしてくる

どうもこの感触がいやなのだ

それでイライラするのだ

そうするとまた力が入るのか

ベテランナースが言う「ほら、力を抜かないと終わりませんよ」と

そう、脅されるのだ

鼻で息をすればいいという

そう思って挑戦するのだが

また胃の中をズズズという感覚で、ん、いやなのだ

そうすると胃が収縮する、胃液が出る

カメラが見えなくなる、胃液を吸い出す、ズズズと音がする

胃カメラが動かないでいるならまだ我慢できる

しかし、食道、胃、十二指腸の閉ざされた中を無理矢理ズズズと

ん、いやなのだ

そんな感覚が頭をよぎる

しかし、医療行為だからしょうがないのかとあきらめながら

中央病院の胃カメラ室に入る

始まった

ベテランナースが背中をさすってくれる

胃カメラがゆっくりと入ってゆく

意外に楽だ

背中をさすってもらっていると何となく暖かみがあって気持ちが楽になる

カメラの入り方もゆっくりだから、あのズズズという皮膚を逆なでる感覚が少ない

十二指腸に入ったらしい、思ったよりいやな感覚がない

抜くときもゆっくりとスムースな動きだ

意外に楽だった

検査の結果を聞く、キレイだという

今までより今回の胃カメラが楽だった

どうしてだろうと思った

病院の違いだろうか

ナースが背中を優しく触ってくれていたからだろうか

それとも、数回目で太いカメラが何回か通ったことで

緩んできたのだろうか

何事も慣れると楽になるのかな、などと感心していた

1時間は何も飲んだり食べたりしないように言われた

そんな状況で、タクシーで帰ってくる途中
このまま家に帰っても気が晴れないから
途中、まだ入ったことのない河井継之助記念館に寄ってみた

入口で稲川館長とお会いして、館長みずから
展示物についていくつか説明をしてくださった

これはバルカン砲の模型だ
これは写真撮影OKということで一枚パチリ

その時、声を掛けられた
なんと、昨年まで長岡にいた日経新聞の支局長ではないか
長岡の花火を観に来たのだという

歩いて街の中心部に向かってゆくと
急に大手通に出るとお祭りをやっているという感じだった
逆に言えば、お祭りといっても
この大手通の、それもこの交差点付近だけで
ちまちまとやっているという感覚になる

そして、幼稚園や保育園の児童が参加するパレードや演奏になると
その親族が集まってきて人だかりができる

逆に言えば、幼稚園の園児による演奏などが終わると
皆さん一斉にいなくなる

ま、実際暑いから日陰に逃げ込むということかもしれない

平安雅風のお嬢さんが歩いている

かと思えば、ん、なんとウルトラマンが散歩しているのか

暑そう

これは小国のお祭り衣装のようだ

小国の小学生による太鼓演奏だ

皆さん炎天下、一生懸命だ

汗も干からびるほど暑い中で一生懸命だ

暑くてヒザが突けない

サァードン、サァードンとそろえていきましょう、ドンドン

太極拳の演舞だという

結構、ご高齢なおばあさんがスムースに演じている

自分の剣はどれだろうか

これは蛇の舞だろうか?

こちらは、例の幼稚園児による踊りが始まった
さあ、お母さんは大変です、日傘などかまっていられません
とにかく一点集中、我が子をしっかりとカメラにとらえて、いや、ビデオに収めて
「うちの子が一番上手だったわ」と自信をもって言うのだった、ハイ

園児と一緒に先生も一生懸命、それに釣られて後ろで入園希望の
サングラスの園児だろうか、一緒に踊っていた

園児の踊りが終わったら、観客がほとんどいなくなった
しかし、私はこれが見たいと思って、やっと前の方に陣取ったと思ったら
回りには誰もいなくなってしまった
いるのはカメラマンばかり

あまりにも寂しい観客数だが
おかげで、私は楽々道路に座り込んで
いや暑い、お尻が暑い、道路が焼けている

佐渡相川の「おんでこ(鬼太鼓)」が始まった

軽快な鬼のステップとリズムを刻む太鼓の音が心地よい

お面も歴史のあるお面だ

白い髪も軽快な動きの中で舞っている

速いテンポで飛び跳ねている

なかなかの踊り手だ

足もとを見ると力の入り具合がわかる

さあ、今度は赤鬼が飛び込んできた

これまた軽快に飛び跳ねる

決めのポーズも絵になっている

イヤー暑い暑い、踊り終えた鬼が汗を拭く

シュワッツ、ピコピコ、君たちと一緒にいられるのは三分だけなのだ、シュワッツ

シュワッツ、お孫さんと一緒にカメラ撮影ですね、シュワッツ
ご苦労様です、背中からファスナーを開けてあおいであげたいようです、シュワッツ

さあ、夜は花火会場へ

桟敷に上がって準備万端

屋根の上でも、準備万端

来た来た、超大型ワイドスターマインだ

ベスビアス超大型スターマインだ

さあ、長生橋のナイアガラに灯がついた
光りがドンドンと走って行く
手前の観客席は携帯で写している人が大勢いる

今年のナイアガラはすぐに火が落ちるのではなく
全長800メートルほどのナイアガラに火が行き渡ってから

一斉に滝のように落ち始めた
ん、いつもよりキチンとそろったナイアガラでキレイだった

ここからはドンドンと超大型の連続だ

そして、フェニックス

最後にキレイなフェニックスが空を舞っていった

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