ま、毎日食事の時間はないからとにかくベットに寝ているだけ
退屈になる
おなかが痛くて動くこともいやなときはそれだけでいい
いいと言うより、それ以外しょうがない
だが、少し痛みが和らいでくると退屈になる
だからといってコーヒーを飲むわけではない
なにせ絶食、一切、水さえも口に入れられないのだ
まったく胃袋はお休みなのだ
これが大変
なにか口寂しいというか
何でもいいが食べるという行為をしたくなる
もちろん点滴で栄養は全身にくまなく行き渡っているのだが
何かしら力が出ない
そう、元気が出ないのだ
かといって新聞も細かく読もうという気力が無くなる
少し読んで少し横になる
そんな状況だ
昨日、会社から私宛に届いた郵便物の束が届けられた
数十通ある郵便物はほとんど封も開けなくて内容がわかるような
DMがらみか、定期的な案内だ
本当に封を開けようと思うモノは数通だ
そう、こんな判断作業をやることさえ疲れる
昨夜、水道タンクの夜景を写真に納めてみた
ベットの左脇にパソコンを置いて
点滴をぶら下げるフックもパソコンの近くのものを選んでぶら下げる
疲れればすぐに横になり一休み
点滴も二種類となってチューブが煩わしい
昨夜、点滴の液が落ちなくなっていた
どうも針がはずれたようだ
針と言ってもプラスチックのチューブのようなモノだから柔らかい
看護師が反対の手に付け替えてくれたが
どうも大変だった
なんとか付けてもらえたようだったが
夜寝ている間に再度作業をしてくれたようだ
何となく左手に人が作業をしてくれているようだと夢うつつで
朝になってみてみるとキチンとしていたから
やはりあれは夢ではなく本当に作業をしてくれていたようだ
夜も熟睡というわけにはいかない
毎時間看護師が入ってきて点検に来るから
うつらうつらしていると看護師が入ってきているなとわかる