平成18年08月22日(火曜)

最低賃金法という法律があることをご存じだろうか
法律の中にはいくつかの種類がある
法は社会の正義を実現するためのものであって
正義とは多様な概念であると認識すれば
そのなかの社会的弱者を守ることの正義を実現するための法律として
労働者の最低賃金を強制する法律としてこの最低賃金法がある

だから、この法律に反して安い賃金で雇用したとしたら
労働基準監督署からおとがめがあるということになる

ちなみに、この労働基準監督署の「署」は「所」ではなく「署」と書く
いまわたし達のまわりで「署」と書く役所はいくつかある
一つは警察署
次は税務署
そして、この労働基準監督署だ

これらはみな一つの強制権を持っているところだと思うとわかりが良い
ようするにあなどれないところだ

ところで、この最低賃金法があるおかげで
企業は中国などへ仕事を持って行って
空洞化現象などが起きてしまい
結局国内の失業者が増えてしまったという意見がある
最低賃金法は国内のことしか考えていないから
世界の中で生きていかなければならない現在の社会を認識していない
そんな批判もないでもない

正義を実現するということは難しいものだとつくづく感じる


今日は急な夕食のお誘いがあった

私の知り合いから一緒に会食をしようということで出かけていった

ま、にぎやかなメンバーなのだ
いろいろな話をする、それもあっちに飛んだりこっちに飛んだり
屈託のない話をする
みなさんいろいろな立場にいるから別世界の話もおもしろい
なるほどそう言うことなのか、などと知らない世界の裏側をかいま見る
ま、気楽に話ができるメンバーといると時間のたつのもあっという間だ

そして、おいしい食事とワインで楽しいひとときが過ぎてゆく

季節を感じさせてくれるお店は
その店の質の良さを表しているような気がする

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