ふと思い出した
昨日、新潟県立美術館に寄って、ウイーン美術の展覧会を見学してきた
その中で、17世紀の絵画は自然界の一番完全な景色を
キャンパスの中に集めてきて完全なるものを目指すことだったと解説してあった
そして、その反動として、18世紀の絵画は自然のまま
ありのままという自然界を見つめることから
だんだん個人の解放というか
個人主義へとシフトしてゆくとの説明だった
なるほど、なるほどと納得しながらすばらしい絵画を見学させてもらった
さて、今日も暑い
暑いと睡眠が浅くなって寝不足になる
東京への新幹線の中では熟睡してしまった
今日、初めて知ったのだが
新幹線の座席指定を取ろうと思って窓口で確認したら満席ですという
仕方がないので新幹線に乗って
丁度車掌さんがいたので座席は空いているかと聞いた
そうしたら、あらら、ありますという
ではお願いと言うことになったのだが
そこで車掌に聞いた
今さっき乗車する直前に確認したら満席と言われたのにどうして空いているのかと
彼は答えた
車掌管理の席があるのですと
なるほど、そういう席があるのか
ま、さもありなん
と納得して眠りについた
東京駅のホームで、suicaで買い物できる自動販売機が目についた
ここは大崎
どんどん発展している街だ
地上から見上げると空が狭い
ここは日本税理士会館のビルなのだ
エレベーターの中に書かれた表示だ、すべて税理士関連の部署が入っている
今日はここで研究会がある
会場に着いたら久しぶりなメンバーの顔があった
彼は税理士の中江さん
今では大学の先生だ
そういえば先日彼の著書が贈られてきた
お忙しいようだ
今日の発表者は彼女なのだ
なんと、テーマは「正義について」「不法行為(税理士の事例)」「取締役の会社に対する責任」
この3テーマの発表だ
彼女は現在大学院修士に在籍している税理士だ
誰かが発言していた
「正義」などということは軽々しく発言すべきことではない、神棚の奥にしまっておくようなものだと
なるほどね、そう言う意見もあるかと思って聞いていた
彼女の発表は、ケルゼン、ロールズなどの著書を参考にして議論を進めていた
久しぶりに、ま、それなりにおもしろかった
大崎の駅を挟んで向こうに大きな建物が建築中だ
議論の後は、そう、懇親会なのだ
これがまた楽しいひとときなのだ
ここ大崎は大きなシティーとなっている
そして駅の西口に建築中のこの大きなランドマークとなる
建物ができあがったら、またまた大きなシティーとなる
東京はまさに増殖してどんどん変態してゆくモスラのような都市なのだと思った