平成17年11月14日(月曜日)

新潟県のHPを見た
妙見の崩落現場をどうすべきかについて県が3案を提示して意見を求めた
その結果が公表されていた

A案:現道路復旧案 13件

B・C案他:現場を保存 5件

結局、早急に現道路を復旧するという案に強い要望が集まった
意見を見ると

経済性を優先
他の案は税金の無駄遣い
被害者感情を無視している
少しでも早く渋滞を緩和
などなど

これらを読んでいて私は思い出していた
例の米百俵の話だ

毎日の生活に困窮している下級武士らが
贈られてきた米百俵を早く配給せよと迫るくだりだ
それに対して小林虎三郎が
将来を考えたら、今米を配給して二三日の飢えをしのぐことよりも
これで学校を作って将来の人材を作ることの方がどんなに大切か
そうすれば、今の米百俵が将来、何万俵になってくるかわからない
今の米より将来の米を考えるべきだ

私は将来のことを考えれば
この妙見の崩落現場は現状のままで保存すべきだと考えている
しかし、その私の意見は少数意見として却下されそうだ

聞くところによると、長岡市と小千谷市で公聴会なるものが開かれ
そこでもほとんどが早急に現道路復旧案に賛成ということで
長岡市長も小千谷市長も県知事に対してA案支持の意見を送ったと聞く

結局、政治家はだれもリーダーシップを取って進めるという気概はないのだろう
住民の意見を尊重してということなのだろう
住民の意見を多数決で決すれば民主主義社会では決定ということだ

市町村合併についても住民投票による決定で合併しない、すると意見が分かれ
例えば見附市など合併しない意見により独自の道を歩む決議をしてしまった
そうなれば住民の決議なのだから変更しようがない

ん、なかなか難しいものだ
民主主義とはどうあるべきなのか
目先の現実問題と将来のあるべき姿の二者を択一せよとなれば
人は目先の問題を選択してしまうのだろう
そこにリーダーシップを発揮すべき人がきちんと将来を語り、ビジョンを示して行動すれば
人は動く、地域も動く

そんな風に私は考えている

市立劇場前の道路、秋深しと感じる風情だ

こんなにいっぱい食べてはいけません
それも、こんなに油モノが多いのはいけません
いえ、写真の脇にグリーンサラダがあるのですよ、ハイ
一人で外食すると結局こんな風な夕食になってしまう


とにかく自宅に帰ったときは、まったく違うことをやってみたくなる
前から気になっていたが、なかなか手をつけられなかったモノがある
そう、それは例の大阪のロボカップに行ったときに買ってきたロボットの組み立てパーツ

本当は忙しくて仕事もカバンの中に入っているのだが
とにかく忙しくても仕事以外のことがやりたくなる
そうしないと身が持たないというか気持ちが晴れないというか、とにかくスッキリしない

どうしようかと迷った
これに手を出すと、もっと忙しくなってしまいそう
だけど、とにかく仕事以外の自分が集中できるモノに入りたいという心理が働く
ついに封を切っていじり始めた

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