平成17年11月13日(日曜日)
長岡駅前の木も色づいている
新幹線ホームから長岡駅前の大手通、そしてその先に見える西山の稜線
大手通はそんなに車が目立たない
新潟駅前はタクシーがいっぱい待っている
駅前通のイチョウ並木が色づいている
新潟は港町、オブジェも波をあしらっている
今日は新潟の駅からタクシーで20分ほど、新潟大学の近くまででかける
なんでも江戸時代の新潟料理を食べさせてくれるというので出かけた
これは漆の塗り物で「竹塗」という手法を使って竹のように見せて塗り上げたモノだ
きょうは新潟漆器組合なるところが主催した会に参加した
「のっぺ」新潟料理というとこれが出てくる、これも地域によってだいぶ違う
長岡で食べる「のっぺ」はもっととろみがあって温かい汁物だ
これは冷たくさらっとしている
「鮭」だ、もちろんこれは「シャケ」ではなく「さけ」と呼ぶべきだ
この鮭の切り身に何か詰め物がしてあって、結構美味しい
鮭もちょうど良い脂がのっており美味しい
とにかく今日はいろいろな器や道具がみな漆器で味がある
これは冷や酒の入った入れ物で持つと、土瓶のようなイメージがしているから重いのかと思うとビックリするくらい軽い
今日は40人限定の席で男性は10人いない、ほとんど女性が、そうオバサンが・・・
新潟だから知り合いに会うことはないだろうと思っていたら、なんと隣の席に座った人が以前お会いしたことがある人だった
ま、とにかく美味しいのだが、本当にこれが江戸時代の味付けなのだろうかと思った
豆腐類は庶民も殿様も食べていたという
刺身に「えご」の刺身がついてきた、「えご」は「イゴ」なのか「エゴ」なのかと話題になる
ま、「え」と「い」がなまって区別がつかない新潟の楽しい話題ですな、ハイ
ほんと、菊が必ずと言っていいほど出て来ますね
最後はウナギですか、味は炭焼きのこってりとしたうまさが
そうそう、江戸時代はこのウナギが結構人気だったようで、何でもあの「平賀源内」そう、エレキテルの彼が
このウナギのキャッチコピーを考えて「土用のウナギ」と宣伝したらしい
今日のこの会食は充分なものでおなかがいっぱいになった
「江戸時代の新潟料理」という所に引かれてやってきたが
ほんとうにこんなに美味しい味付けだったのだろうかと思った
帰りの新幹線の中で日本酒の箱を持ち歩いているのはちょっと何でしたね、ハイ