平成17年11月12日(土曜日)

久しぶりのフリーな一日

ちょっと足を伸ばして、そう、これは妙高山、もう雪がかかっている

ここは野尻湖周辺、なんと長野県へ

車でおよそ2時間、長野県の長野市に近い池田満寿夫美術館へ
まずは早速遅い昼食となった

出て来た料理は麦とろ

このお店は和菓子屋さん、名物の栗ようかん、充分練り込まれて美味しい

やはり抹茶が合いますね

ん、もう少しきめ細やかに泡立っていると・・・など贅沢ですね、ハイ

ここのお店の主人の心配りが「お進み下さい」でなく「お進みくださいませんか」なのだ
ましてや「もっと前に出ろ」などではない、ここの姿勢の在り方が見える

ちょっとユーモラスなイメージだ

池田満寿夫美術館は和菓子屋さんの敷地内にある、和菓子屋さんと美術館は一緒だ

そして、この地域は真田城だったか、とにかく城下町の一角にある

池田満寿夫は60歳ちょっとで死亡している、いまから6,7年ほど前のことだ
というよりも、私は彼がNHKの番組で写楽を追いかける特集があって、その中で芸術家としての視点で
斬新な切り口で番組を作っていったところに興味を持っていた
だから、この美術館に来て死亡していることを知ってちょっと驚きだった
まだ東京かどこかでバイオリニストの豊満な美しい奥様とご一緒に老後を過ごされているのかと思っていた
さらに、彼は戸籍上の奥様とは別に中国系の詩人女性やら芸術家の欧米系女性やらと順次生活を送り
そして、華やかに日本人の有名なバイオリニスト女性へと相手を変えて生活している
最後はこの豊満な美しい芸術家との生活を送りながら脳梗塞であっさりと死亡してしまう

美術館の近辺を散策した、イチョウがきれいだった

黄色い落ち葉の上を歩く

一番良い時期に来たようだ

モミジも色づいている

古いお屋敷のようだ

それにしても見事に色づいている

なんと「真田邸」と書いてある、そういえば「六文銭」のマークが目に入った

古い門構えだ

さび付いた何とも言えないフォルムに愛着を感じた

秋なのだ

菊花展をやっていた

純白の菊

何とも言えない柔らかさを感じる

黄色の菊

あふれんばかりの菊

まだまだつぼみを感じさせる菊

まだまだ古き良き時代が続いている

広々とした公園内にいくつかのオブジェが置かれていた

なんとなく寒そう

なんで「子鹿のバンビ」なのだろうか、どうもこの場所は昔学校があった場所のようだ

近くのおみやげ屋さんで休憩


池田満寿夫美術館前にこんな光のモニュメントがあった

こちらが昼食を食べた美術館のオーナーと思われる和菓子屋さん

前へ

次へ

目次へ