平成17年5月6日その1(金曜日)


ここは、名古屋駅構内なのだ
明日から二日間名古屋で開かれる研修会に参加するために
前泊で名古屋入り
長岡を朝出て、お昼には名古屋に着いている
いやいや、昼前に葉名古屋駅に立っている

そのまま駅前に取ってあるホテルに荷物を預けて
雨の中を万博会場へと向かった
さてさて、ホテルのフロントでどうやっていったらいいのか聞いて
リニモなる無軌道車両というのか、それに乗ってみようと言うことで
地下鉄でリニモの線に乗り換えする駅まで行った


どうもこのリニモなる線路はできたばかりのようだ
駅のマークもユニークだ

電車の一番前に座った
ま、先日の車両事故を考えると一番前は危ないのだが
運転席が直ぐ目の前で見えるので危険を一番速く察知できるから良いか、などと
思いながら、察知しても逃げ出せないことなど考えずにいた


あっけない運転なのだ
マスターキーを差すと、勝手にパネル表示がされて
運転者は画面を確認するだけ
時間になると自動的にスタートする
運転者は何もしない
スピードとか電圧とか、ま、そんなたぐいの数値が動くだけ
それよりも、前方のトンネル内の風景の方がおもしろい


万博会場に着けば手荷物検査
金属探知器を通過して
飛行機に乗るときと同じだ
やっと会場に入る


どこに行けばよいのかわからない
人だかりができているので見ると
ロボットの案内人
ちょっと気味が悪い


北口ゲートをでると直ぐに企業パピリオンが目に入った
昨夜、万博のHPにアクセスして情報をチェックしておいた
携帯から各パピリオンの待ち時間がわかるようになっているので
確認したら、今日は雨で待ち時間が少ないと言うものの
やはり180分待ちとか120分待ちなどと表示される
そこで、人気企業館は頭からパスして
当日会場内でやっているイベントに的を絞っておいた

これはトヨタ館
北口ゲートを出て左に進むと、ゴンドラ乗り場の奥にある

トヨタ館と並んで
ゴンドラ乗り場の隣にあるのがこの日立館
チャンスがあればここに寄ってみたいと思ったが

見ればご覧の通り
これでは並んでいるだけで何も見られない
あきらめましょう、ハイ、あきらめました
そしてゴンドラに乗って真っ直ぐ会場の一番奥まで一気に進みましょ
今日は木の実ナナのミュージカルが2回、昼と夜の公演がある
夜の公演チケットが2時から配布開始だと言うことで
まずは会場となるエキスポホールまで行ってみて
情報収集しましょ
とにかく、今日の目玉は木の実ナナのミュージカル見学
これが見られるだけでもヨシとしましょ、ハイ

ゴンドラは万博会場の入り口から一番奥まで一気に運んでくれる
会場全体のイメージを捕まえる意味でも
まず高いところから万博会場を見渡してみるという意義は有りですな、ハイ

ゴンドラを下りて、雨の降りしきる中を傘を差して
それにしても、人がいる、いっぱい人がいる
雨で少ないと聞いているが、少なくない
修学旅行生みたいな学生服姿の学生も目立つ
スケジュールを決めて動いているのだから
雨だろうが何だろうが関係ないのだ
かくいう、私も結局同じことだ

こういうところに来ると、空いているトイレがあったら必ず用を足しておくこと
これが鉄則ですな

エキスポホールの前に来た
人がワサワサしている
夜の部の整理券配布時間を確認しようと思って受付に近づいていったら
なんと、なんと、昼の部の公演整理券がまだ余っているという
12時半開場、1時半開演だという
いま12時、お、お、これはいける
ということで、早速整理券をもらって
どうしよう、開場までどこかで食事でもと考えたが
まてまて、そんなコトしていたら開演時間になってしまう
自由席だから席がなくなってしまう
食事などいつでもできる、ということで
入場口に人をかき分け進んでいったら
なんとドンドン会場内に入れるではないか

会場に入ったら、なんともうすでに大勢の人がいて
ほとんどの良い席は埋まっている
私は一人だからどこか開いているだろうと
ドンドン前に進んでみた
中央の一番良い席は予約席になっている
二階席と一階の両側が自由席だ
そこで、一階の自由席一番前まで行ってみたら
空き席がありました


しかし、大きな会場ですね
テント状の会場だから寒い
ズボンや靴など雨に濡れて冷たくなっている
おばさんたちが「クーラー切ればいいのにね」などと話しているが
クーラーなど無い、テントだから外と仕切りがないので
外気がそのまま流れ込んで寒い

回りを見渡すと、なんと8割が女性だ、それもオバサンばかり
目の前の舞台、これは結構大きな舞台だ
舞台奥には大きな橋が据え付けられている

舞台両脇には大きな映像パネルが設置されている
ちょうど見上げる位置に見える

パンフレットを見る
しかし、寒い、風邪など引かなければいいが、おなかも空いたし、寒いし、まだまだ開演には時間があるし

チケットを眺める
そしてまたパンフをもう一回隅から隅まで眺める
後ろのオバサンのどうでも良い会話を何となく聞き流す
「ほらあれみてよ、あの人、いゃ〜ね〜ぇ」
等と聞こえると私の両脇のオバサンもその方を見る
そう、みな後ろのオバサンの会話を聞いていた

ステージが始まる
目の前の大型スピーカーががんがん鳴り始める
ズボンの裾がビリビリと震え出す
ステージに元気の良いダンサーが飛び跳ねる
ライトが中央を照らし出す
拍手が高まる
どうもステージ奥から木の実ナナが登場してきたようだ
舞台が高すぎてダンサーの影になって奥が見えない

意外に小柄な木の実ナナがようやく見えた

とにかく歌って踊って
あっと言う間にフィナーレー
ジーンズで最後は再登場
いやはや、スタイルの良い木の実ナナでした

前へ

次へ

目次へ