平成17年2月16日(水曜日)

今朝は歩いて出社となった

歩道も歩道専用の小さいローターリー除雪車で綺麗に除雪してある

雪がしばらく落ち着いてきたので
だんだん生活用道路もロータリーが入って道路を広げてくれている

ロータリーの入った後は綺麗な切り口が残されてゆく

この建物はモダンな建物だ
グリーンを特徴とした色遣いがデザインしている建物を際だたせている

こうやって写真に写してみると綺麗なパースのように
何かの折りに新規店舗や大型店とかのまさに絵に描いたようなおしゃれな予想図を見ることがあるが
まさにそのイメージ図そのままの建物だ

今度の土日は雪しか祭りが行われる
その会場準備で工事用車両が動いていた
その後ろに大きな塔のような櫓が組まれていた
これは山古志のさいの神かなにかの櫓だと思う
当日ここに火を付けて燃やすのだと思う

あるお宅にお邪魔したら瀬戸物でできたふすまの手を掛ける部分「引手」が目に入った

これは珍しいですねと話したら、昔よそのお宅で処分されそうになったものをもらってきたのだという
それにしても瀬戸物製の引手というのは珍しいですねと、そこのご主人と話をしていた


今日は造形大学の平井先生主幹の「大地復興推進会議」が開催された
その中で山古志村役場の課長さんが山古志村の被害状況について説明があった
聞いていたら、できたばかりの上水道が全て破壊されたり
通信用共同アンテナが全滅とかと報告を聞いてゆくと、すさまじい姿が浮かび上がってきた

その資料にあった錦鯉が全滅している写真

バラバラに壊れた牛舎から外に出て倒れている牛、手前のガードレールも崩れている

報告を聞くと地区によって全壊率は違うようだ
種芋原という地区は山古志の一番奥で栃尾寄りの地区で一番世帯数が多い地区
ここは家屋の全壊率は低いようだ、率は低くても一番世帯数が多い地区だから全壊戸数は206戸と多い
虫亀地区は長岡寄りで蓬平からすぐの地区、ここも全壊率は低い
また竹沢地区は小千谷からというより例の崩壊した妙見の信濃川から上がってゆく地区で
ここは役場があったりして山古志の一番中心地域で全壊率も高く、全壊戸数も217戸と一番多い

あと東竹沢や三ケは例の芋川流域で堀之内や小出寄りの地区だ
ここが一番悲惨な地区で、全壊率はほとんど85%、95%という数字だ

この数字は11月末現在で目視によるものだそうだが、現在はさらに豪雪によりさらに倒壊が増えているという

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