平成17年2月15日(火曜日)

今日、起きたら、というより朝方布団の中で寒気がしていた
イヤだな、イヤな雰囲気だなと思っていた
何となく風邪気味のようなイヤな雰囲気だった
腰の方は回復の兆しが見えてきた
大体三日すると身体が自分で新しい組織を作り上げて
回復しはじめる
ある外科医の話によれば、手術後三日までが勝負だという
三日たてば峠を越えるという

腰が回復しはじめたらカゼが近寄ってきた
体力が消耗している証拠かもしれない
神がくれた休暇だと思いたいけれど
今週は講演が三日続けて入っているから
寝込んでいられない
それよりもインフルエンザといわれると伝染病だから
講演もできなくなるかもしれない
そんなになっては大変だから朝方早速近くの医院に行った

寒気がするからコートにマフラーをしっかり着込み
待合室で名前を呼ばれるのを待っていた
ふと診察室の入り口を見たら
診察室と書いてある表示が目に入った
墨で書かれたものでかなり古い表示だ

ここは親子二代にわたるお医者様で
かなり古い医院だ

その表示板の下にはプラスチックの「診察室」と書かれた案内板があった

あえて昔の表示板をそのままにして
プラスチックの案内板を置く当たりは、味があると感じた
しかし同じ「診察室」と書かれているのだが
木片の方は右から書かれていることに気づかずに素直に「診察室」と読みこなしている自分に
ふと気づいた

待合室の電気も実に味のあるものが付けられている
昔からの電気なのだろう、古い味のあるものをこうやって大切にしていることに共鳴を覚えた

診察室に呼ばれてインフルエンザの検査をしてもらったら大丈夫ということで
「お姉ちゃんは帰ってくるのかね」などと質問され
「いやー一度東京に行くとそう簡単にはかえらないですよ」「そうだなー」など世間話をして
薬をもらってかえってきた

薬を飲むと確実に鼻がすっきりし始め、寒気が消え、食欲が出てきて元気が出てくる
なんとか薬で今日のスケジュールは順調にこなすことができたが
しかし何となく本物ではないなという感じは残った

夜は商工会議所で会議に参加、今日のゲストはFMながおかの丸山結香さん

彼女のロサンジェルスでの地震体験など海外での体制についての報告だ

マンションに帰ってきたら、マンション前の道路がロータリーで削られていた

玄関前のシンボルツリーと照明

雪に埋もれた玄関前の木々

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