平成17年1月26日(水曜日)

昨日は十日町で講演が入っていた

やはり十日町に近づくと雪の量が違う

ここは十日町と川を挟んで反対側にある川西町だ

川西町から十日町市に入るとき、信濃川を渡るが、通常このあたりの信濃川はほとんど水がないはず
というのは長野県との県境で信濃川の水は小千谷の発電所まで取水口からパイプを通って送られるため
十日町近辺の信濃川は川にほとんど水がないはず
なのに十日町の信濃川に水が流れていた
聞くところによると、小千谷の発電所の貯水池が割れてしまったという

この小千谷の発電所はJRの発電所で東京の山手線の朝のラッシュにあわせて発電をしているという
その発電ができなくなっているのに山手線は無事動いているようだ
ということは十日町の信濃川に水が無くなっている必要はなく
やはり信濃川に水があって当然なはずなのだが
いろいろ難しい利権が絡んでいるのだろうか

十日町の中心街はけっこう混んでいた

今日の講演会場、これは二階のロビー脇の窓越しに見える景色だ

講演会の後は新年会と言うことで懇親会が始まった
そうしたら私服姿の女性が入ってきた
どうもコンパニオンの女性のようだが全くの私服
私服と言ってもけっこうアピール度の高い服の人もいる
十日町では私服のコンパニオンが普通なのかと思って彼女らに聞いてみた


お店の名刺が無いのかと聞いたら
コンパニオンではありませんという
じゃ何なの、と聞くと、忙しいときに電話が来てお手伝いしているのですと
ま、ようするに結局コンパニオンですな、ハイ
お仕事お願いするときはどうするのかと聞けば
名刺の代わりに箸袋に電話番号を書いて、ここに電話をしてもらえればいいという


「木遣り」の天神囃子が始まった
会場の皆さんも一緒に歌う
そして私の隣の席の人がそっと私に教えてくれた
「木遣り」は宴会では必ず歌われるという
そして、この「木遣り」が歌われないうちは自分の席を立って注ぎに回ってはいけないという
なるほどね、ところ変わればいろいろな決まりがあるものだと感心した

次から次へと料理が運ばれる
仲居さんが「どんどん食べて下さい、置く場所がないですからね」と言う
当然刺身など私は箸も付けない、どちらかというと野菜に手が伸びる

十日町での新年会を途中で抜け出して長岡での会議に参加

「震災復興:地域再生プラン22」策定会議という会議に参加

会場に飾られていたサイン、これはサッカーのアルビレックス監督

瀬戸内寂聴さん

東儀秀樹

文:中島太郎 筆:著名な書家

韓国の俳優さん

サックス奏者:坂田明

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