平成16年12月24日(金曜日) 雨
最近は宅急便で何でも送ることができる
先日はゼリー状の大きなケーキが送られてきた
中を見たら壊れもせずに食用花が入ったゼリー状のケーキだ
今日はクリスマスイブ、そこにタイミングを合わせて
これまたケーキが東京の有名なお店から送られてきた
そして震災を気遣う一言コメントが添えられて私のデスクに届いていた
ありがとうと早速電話を入れた
いろいろメールもいただく
ある方は車で出かけた途中で地震に遭われてその時の様子を、こう書いてくれました
長岡のYさんからのお手紙です
「もうすでに道が道でなかったり山崩れが起きていたりで、抜け道を教えてくださる方がいたおかげでやっと家に戻ることができました。
どこのどなたか分かりませんが、あの方に感謝です。
一生分の怖い思いをしましたが、ひどい状態でもなんでも家が残り家族が無事で、これ以上贅沢は言えません。でも、あの帰り道、蛍のように飛んでいるヘリコプターを見て、「日本沈没」の映画を思い出したのはわたしだけだったでしょうか。
最後に日本を脱出した自衛隊の輸送機から、沈没していく富士山に向かって全員が敬礼をしている姿。
あんなふうになるかな、と思いました。
故郷を失った方たちはまさにあの状態ですね。なんとも言葉が見つかりません。」
この方のおっしゃっている「蛍のように飛んでいるヘリコプター」という表現はぴったりだと思いました
そうなんですよ、上空にまさに蛍のようにヘリコプターが何機も飛んでいたのですよ、ホント
またある人は子供がいて行くに行けない状況だからと私のHPを見てくれているとのこと、ありがとうございます
東京のKさんからのお手紙です
「私の実家も長岡市内にあるのですが、傾いており全壊判定とのことでした。
私自身もいち早く現地へ駆けつけたかったのですが、まだ小さい子供がいるため
行くに行けないもどかしい日々を送っております。
そんな状況にあって、先生のHPを見ることは毎日の日課となっております。
TV報道も日に日に少なくなる中で、身近な情報としてとても興味深く拝見しております。」
クリスマスイブといっても、我が家ではもう子供達も東京に行って、挙げ句の果てに
今日は長女は××、年末年始は○○だという、長男は△△に研修旅行と皆さん自分の世界を突き進んでいる
ま、良いことだと喜ぶべきなのだろう
仕事は年末年始と言うことで、何とか年内に処理しようと業務が追い打ちを掛けてくる
街中に出れば車が渋滞してさらに時間が無くなってしまう
毎日のように忘年会やら何やらと宴会が続く
夫婦そろってあちこちの宴会のスケジュールが入っている
たまに一緒の宴会に出席すると「お久しぶりです」というような会話になってしまう
もちろん毎日顔を合わせているのだが、会議に出席すればお互いの肩書きで出席するものだから
なんとなくお互いに「おや、先生、この委員会で会うのは久しぶりですね」というような会話となる
ハタから見れば夫婦で宴会場に参加していると皆さん気を遣ってくれる
先日なんか、ある委員会でたまたま私と家内の間に他の方が座ることになって居づらそうにしていた
私は私の会社の代表者として会議に出席するが、家内は商工会議所の女性会会長として出席している
だから自ずから席が割り振られて決められるから自分勝手に席を動くわけに行かない
ということで間に挟まった方は私どもが夫婦と知っているから居づらそうにすることになる
<現在準備中>
今日は晴れ間の覗く天気だ、まちが白くなり長生橋も何となく気品のある雰囲気に見える
水道タンクも白くなりその先に見える赤茶の橋は長岡大橋
なんでも信濃川に架かる橋の中で一番長い橋だそうだ1キロ以上の長さと聞く
宮下電設の看板の後ろ側から水道タンクの脇まで何となくうっすらではあるが弥彦山の輪郭が見える
但し、ちょうど看板の高さより上は雲の中に隠れている
これは長岡市役所の駐車場脇で写した写真、駐車場内は満杯で路上まで車があふれていた
なんでも住宅応急修理の申し込みが年内と期限がつけられたため市役所は申込者で混雑しているという
ちなみに、市役所では業者は斡旋しておりませんと張り紙がしてあったという話も聞く
さらに、土曜日曜も受付するという、市役所の職員は超過勤務手当が出ているのだろうか
先日、山古志の職員が交通事故で死亡した、なんでも居眠りでもしたのだろうか自分で何かにぶつかって死亡したという
その報告を山古志の町長が議会で報告して涙を流したと新聞に掲載されていた
後で聞いたらその亡くなった職員は我が社の社員の同級生だという
除雪車と市役所
まちなかを走っているとタクシーの後ろにステッカーが貼られている
「地震に負けず がんばろう長岡!!」
厚生会館をグランドホテル側から写してみたが「美しくない」姿でした
まちなかが車の渋滞で思うように動けない、なんとなくクリスマスイブというより年の瀬ということだろうか
城岡の先、蔵王の先あたりを走っていたら倒壊した家屋が目に入った
線路をみると、川口の線路がグニャグニャになっていたことを思い出す
クリスマスイブ、ケンタッキーははやっているのだろうか
通りを走っていたら「真心こめて」と看板に書かれたパン屋さんが目に付いた
長岡の大手通交差点のお店、やはり白が基調のようだ
安栄館の地下だろうか、音楽食堂なる看板が出ていた
たしか以前は「つぼ八」があったと思ったが、フリーミュージックとダンシングバーと書かれている
確か若者向けの自由に自分たちで演奏をすることができるところができたと聞いていたが
ここのことだろうか
音楽食堂のイベント案内が書かれていた、12月24日は何も書かれていなかった
バーデンバーデンというお店、以前殿町の中で若者向けのドイツ風ビールと料理の店
としてチョットこだわっておしゃれなメニューで評判を取って、今度は長岡の中心街にお店を移して、若い人に人気の何時入っても
混んでいるお店として人気、二階もあり収容人数が大きくなって店員の数も増え、ドイツ風料理が人気、ソーセージの店頭販売も評判
そのご、もう一店道路を挟んで斜め前にワインのお店としてイタリア風のイメージで店舗を増設、なかなか商売上手のオーナーだ
ここのクリスマスメニューは地鶏とマグロのようだ
私は久しぶりに田舎風フランス料理の店にふらっと寄ってみた
満員で入れなければ他を探そうと思ってマスターに声を掛けたらなんとか入ることができた
この店はもう二十年以上になるだろうか
最初に来たとき、私が東京渋谷でなかなか入れない店にやっと予約して行ってとても美味しかったとマスターに話したら
彼はそこで修行したということがわかり、それ以来私のひいきの店として何かの折りに寄せていただいている
今日の料理はクリスマスメニューということで美味しくいただいた
大手通地下駐車場の中をさっそうと自転車で走り去って帰って行く職員
ここの駐車場のネックは夜10時になると閉まってしまうこと、公共の運営だとなぜ民間のように利用者のことを考えた運営ができないのか
毎回ここの利用時間はやり玉に挙がっている
もっと遅くまで営業できないのかというと「利用者があれば・・・」というが、利用者が少なくなるよう運営して「利用者が少ないから」と言う
私に言わせればダメにするように運営しているとしか思えない、一番のネックはリスクを乗り越えて運営したがらないこと
商売はリスクを乗り越えるなかでビジネスが成り立つわけで、リスクを回避することだけでは成り立たない
地下駐車場からの出口、なかなかおもしろい眺めだ
出口の先に昨日から点灯し始めた駅前の大ケヤキの電飾がきれいだ
ちょうど信号が真ん中に来る
駅前の様子、飲食店やビジネスホテルの看板が目立つ
我が家に帰ってロウソクの灯りをつけ、子供のいない静かなクリスマスパーティが始まった