平成１６年１２月２０日（月曜日）　雨

いろいろな方からメールを頂戴するようになった
先日は山口県の方から「ほるまいか」チャリティ映画上映会で私のＨＰの写真を使わせてもらったという報告
ちなみに「ほるまいか」は私が以前紹介した手堀トンネル「中山隧道」の映画だ
この映画上映で集まった資金を義捐金として日本赤十字社を通して振り込んでいただけたという、ありがたい
また、技大の卒業生という方からもお手紙をいただいた
その方が在学中から「油そば」は人気メニューだったそうで、技大の様子を懐かしんでくれたようだ
また、私のＨＰの写真を雑誌に使いたいと申し出をいただき、今月号の税理士業界の業界誌に掲載されたり
あるマスコミ関係の所からも写真の使用申し出が届いている
何かしらお役に立てるのなら嬉しいことである

そんな中、今日は長岡商工会議所で神戸の阪神淡路大震災の担当の方からおいでいただきお話をお聞きする研修会があった
いろいろなお話をお伺いした後で、懇親会がもたれ、そこでも会場に集まったメンバーのなかで各自の地震体験談を聞くことができた
やはり日本酒がドンドンと出てくる

中腰の彼はこの店のオーナーなのだ

皆さんいろいろな話で盛り上がった会であった

神戸の方から直接お話をお伺いできて、私が
神戸の震災の時はその前の新潟地震を参考にされ、今度の中越地震のときは神戸の地震を参考にさせてもらった
なにか神戸と新潟は深い縁で結ばれているのかもしれない、とお話ししたらうなずいておられた

やはり地元の酒蔵の酒がズラーーッと並んでいるが
今回の地震で朝日山酒造が大きな打撃を受けたという

今日の宴会の席でいろいろ聞いた話では、なんとラブホテルがはやっているという話がおもしろかった
避難所生活をしているとお風呂にはいるのに苦労する、みんなが裸で順番待ちをしているということで
最初は避難所にできた自衛隊のお風呂に入ったが、ガスが回復してきたら車でラブホテルに夫婦で出かけて
お風呂を楽々入りに行くようになってラブホテルが繁盛しているという話

今回の地震で今までと業種による忙しさが逆転したようだ
最近の傾向としては建築とか土木などハードな業種はひまになって
デザインとかコンサルとかのソフトな業種が忙しくなっていると思ったら
地震以降、建築とか土木などハードな業種が引っ張りだこで手が無くなって県外からの業者もドンドンと入り込んでいるが
逆にソフトな業種はキャンセルが増え暇になってしまった

新潟県には全国から義捐金が数百億円集まって、これだけのお金が中越圏の被害を受けた家庭に配られる
そうすればさぞかし中越圏では大きなお金が動き経済は活性化するのではないかと思いきや
県外からドンドン業者が入り込み、地元業者の値段の倍以上の値段で仕事を請負、即金で庭先取引のごとく
取引が行われているという
地元の業者に言わせれば、あんなに高い値段をよくも平然と見積もりすると嘆きながらも
だからといってこっちに振られても補助金の対象になる２ヶ月以内の工事完了が約束できない、作業の申し込み順だから
現実的には対応できない、そうすると今すぐ工事に書かれる業者の方が料金が倍でもしょうがないのかと吐き捨てるように言う
このような話を聞くと、せっかく中越圏に集まったお金は県外業者の割高の料金支払いに回されて、また県外に流出して行くのだろうか

地元の新聞に長岡西山丘陵にある活断層が一体として地震を起こしたらな今までよりも大きな地震が発生する可能性があるとかかれた
さらに、カマキリ博士の説明によれば小千谷から長岡・与板・弥彦を結ぶラインで地震がありそうと書いておられる
これらをあわせて考えると、長岡の西山丘陵での地震発生可能性が今後高まってくると言うことになる。

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