2004年11月5日(金曜) 晴れ

高速道路を三条方面に走っていると、災害派遣と書かれた車が多く走っている
この車を追い越しざま見たら、中には迷彩服を着た自衛隊員とおぼしき人たちがぐっすりと寝ている姿が窓越しに見えた、疲れたのだろう
自衛隊のおかげで災害復旧はドンドン進んでいる

長岡から車で1時間20分ほど離れた加茂市の商工会議所にお邪魔した
そうしたら、加茂商工会議所の入居している加茂市産業センターという正面の立て看板が、それもステンレス製の看板が傾いていた
しっかりとこの看板だけが地面陥没し、ロープで倒れないようにしてあった
商工会議所の人に聞いたらやはり地震で傾いたという
しっかし、これだけが陥没すると言うことはどういうことだと話題になった

加茂からの帰り道、長岡の郊外を走るバイパスを走っていたらふと思った
実に長岡というまちは自然も豊で、それでいて何もない農村ではなく、適度に都市化が進んでおり、実に素晴らしいまちだと

長岡の中心部を走り抜ける

長岡の中心、大手通交差点、最近地震の映像ではこの交差点を写すことがおおくなった

住宅地の街路樹は黄色に色づききれいな町並みを演出してくれる

歩道に落ち葉がつもって、黄色い絨毯のようだ

その絨毯越しに向かいの家を見ると、屋根にはブルーシートかかけられ
地震の被害が否が応でも目につく

自宅の裏の栖吉中学校のグランドに自衛隊の張ってくれたテントが並ぶ

昨夜の雨がやはりテント越しにぬれるのだろうか、ブルーシートがかけられている

避難所の入り口には大きな鍋、実に大きな鍋が置かれて、その中を若者が
かき混ぜながら、脇ではひしゃくで避難の方に無料で何か汁物を配布していたようだ、電気がこうこうとつけられていた
通りざまにシャッターを押したがあまりよくわからない写真になってしまった

我が家の裏のブロックのお宅、ここは我が家など目じゃない、玄関柱が折れ
住居内立ち入り禁止、余り悲惨なモノで昼間写真を撮ることができなかった
誰もいないのでフラッシュを焚いて撮っていたら、見回りのパトカーがゆっくりと近づいてきた
パトカーも大変だ、見回りして居るんだと   しかし、この状況では私が疑われているようだった

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