2004年10月27日
今日は朝、朝礼で「今日から通常勤務とします、災害地以外のお客様からは我慢の限界がありますので」
などと話して動き出したのになんと10時頃ガツンとまたでかいやつがきた
これはでかいということで事務所の外に出た人が多かった
これは余震じゃないよ本震だよ 震度6だという
お客様から相談が来る
なんと事務所が危ないので急きょ移りたいがどうしたらいいかと
その事務所を見ると確かに土台から柱がズレ始めている
昼食中にも揺れがくる、「みそ汁がこぼれるじゃないか」と「地震をしかりつけながら」あわててこぼれないようにお椀を持つ
マンションの向かいにあるお墓を見るとそんなに崩れているお墓は少ない
私の住んでいるマンションは比較的被害の少ない地域となったようで安心している
お客様は待ってはくれない、いくら災害とはいえお客様は待ってはくれない
そんな状況の中で私はグッツングッツンと地震がおそってくる会社で1人残業と相成った
いつまでも地震ですがとおる話ではない、相手は地震など関係ないところで動いている
そんな甘えの中にいれば長岡は世界の経済から取り残されてしまう
地震なんかに負けてはいられない、グッツングッツンと来てもかまってはいられない
「お互い様」という言葉を久しぶりに聞いた
避難所に行って、場所がないとき、場所を融通してくれたおばさんが「お互い様ですテ」と長岡弁で言った
この避難所というコミュニティは運命共同体というような「お互い様」精神が広がっているようだ
携帯電話が完全に必需品になってしまった
もう、非通知なんて言っていられない
私個人としてはあまり携帯を使わないようにしていたが
今回の震災でこれしか連絡手段が無いとなれば携帯を積極的に使わざるを得なくなる
そうなると、携帯のバッテリーが問題となる、とにかく電気がないところでは非常に不便となる
そこで電池取り替え式のバッテリー充電器が必需品となる