新潟県中越地震の写真一覧表第174週

「弥彦見て高さ感じる海のそば」

「平日の昼間も人がアメ横に」

「冬の海しぶき飛ばして風強し」

「寒風の中でひたすら昆布取り」

「幾重にも波連なりて冬の海」

「波しぶき次から次へとやってくる」

「寒風に自転車飛ばす海の道」

「ヨロヨロとだが確実に我が道を」

「父の絵を思い出してか構図決め」

「海沿いに並ぶ町並み昔から」

「雪の中真っ直ぐ延びる越路路」

「かわいかや旧家に飾る味な雛」

「透き通る空気をもらい雪の朝」

 

「一晩でこってり付いたメタボ車か」

「まず朝に運動するは良いことか」

 

「ライト付け昼の豪雪走り抜け」

「体面を守る本音は誰のため」

「市庁舎と市長室とを混同す」

「百年の先を考え意見する」

「雪囲い隙間から見る外の雪」

「雪道を今朝も誰かが歩いてく」

「窓の外遙かに街のビルが見ゆ」

「ガラス戸に刻む印は春の色」

「ジッと耐え便利のために待っている」

「雪の朝痛い空気が目を覚ます」

「痛いほど凍てつく空につらら見ゆ」

「四輪のカーブの跡に遊び見ゆ」

「雪の中足跡見つけ面白し」

「翌朝の車に掛けるシーとかな」

「雪桜満開花見寒い朝」

「フィナーレの手を振る車我に向く」

「三条の街は弥彦にいだかれて」

 

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