平成21年05月18日(月曜)

解体

今日は興味深いセミナーに参加した

日本は江戸時代には世界でも非常に高い識字率だったという

それは漢字がポイントだという

漢字はイメージとしての右脳を刺激するが

表音文字であるひらがなだけでは左脳を刺激するだけだという

 

左脳のひらがなより、右脳の漢字の方が小さいうちから認識が早いという

子供に言葉を教える時は漢字から教えた方が良いという

それをひらがなから教えていてはダメだという

 

そこで講師はホワイトボードにひらがなを書く

「めいたんせきにせまる」

これを読ませて

さてどういう意味かわかるかと聞く

 

私にはわからない

私の目の前にいた大先輩はわかるという

さてどういう意味だろうかと

すると講師が漢字を書き始めた

「命旦夕に迫る」

いのちが、「あさゆう」にせまっているという

その「旦」と言う意味は水平線から日が昇ってきた状態だという

だから朝という意味で

「夕」という意味は月が半分見えかかっている状態だという

だから「旦夕」とは、「あさゆう」ということで旦夕を広辞苑で引くと

  時機または危急が今朝か今晩かと切迫するさま。旦暮。「命―に迫る」

と書かれている

なるほど、やはり漢字を見ることで意味が通じるがひらがなだけではついて行けない

漢字文化の恩恵を受けてきたわれわれ日本人自らが認識することが大切だと

今日、厚生会館の隣に立つビルに用事があって

初めて厚生会館の解体現場を見た

さてさて、今日は宅建協会の総会に出席してきた

ま、総会シーズン真っ盛りですね、ハイ

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