昼食に、今日はどこか行ったことのない店に行ってみようと車を走らせた
確かこのあたりに行けば昔喫茶店があったよな
などと思いながら車を走らせた
旧国道をドンドンと走っていって
それらしい店を見つけたが
誰もお客がいない雰囲気で入る気が失せてしまった
結局車のブレーキさえ踏まずに通り過ぎてしまった
ま、何か新しい店でもそのうちあるだろうと思って旧国道の両脇を見ながら運転していた
道路の反対側に軽食喫茶のお店が目に入ったので
先の信号からUターンして反対車線の店に行ってみた
ようやく何かパスタでも食べられればいいかなと思って車を止めて降りてみたら
なんと休みになっていた
連休に入ったので休みのようだ
もうこうなると面白くない
今度はバイパスを走ってみる
とにかくどこか無いかなと探し回る
バイパス脇に食事と看板が見えた
駐車場に車も何台か止まっているようだ
ここにしようと車を止めた
しかし、どこが入り口かわからない
人の気配がしない
ようやく入り口を見つけて入ろうとしたら
入り口に何か書いてある
自動販売機で食券を買えと
さらに急ぎの人には対応できないと
どうもくせのある店のようだ
ちょっと不安のある感じがしたが
もうエイヤという感じで入ってみた
入ると若い女性が「いらっしゃい」と声をかけてくれた
その瞬間、フッと心が軽くなった
店内は暗いが結構広い
メニューもいろいろあるようだ
それよりもマンガがカベに作られた本箱にいっぱいに並んでいた
窓の外を見る
すると、例の地震で新幹線が脱線した場所が見える
ふとあのときのことを思い出していた