平成20年04月14日(月曜)

「罵倒して財をなしても助けなし」

先日、あるお客さんの所に行ってきた

そのお客様は一代で会社を興し

商売を成功させ、それなりの土地と財産を確保した

しかし、80才を過ぎて自分の体力がめっきり落ちていることを感じ

死への不安がよぎってきたようだ

そこで私が呼ばれた

相続対策をやって欲しいと言うことなのだ

初めてのお客様だったのでどんな方なのかと思っていたが

大変なワンマンな方だった

すべて自分が仕切っている

自分の子供を信用していない

しかし、孫は可愛いらしく、孫に会社を引き継がせる予定だという

孫は30才前後

この孫にいかにスムーズに会社を引き渡して経営をやっていってもらえるかということが気になっているようだ

この社長は怒鳴りっぱなし、それも罵倒しっぱなしという状況なのだ

だから従業員もビクビクしている

まさにぼろくそなのだ

 

相手を罵倒するのはよいが

そんなことをやっていればだれも手助けするようなことはしなくなる

そのお客様にも顧問税理士がいるのだが

その顧問税理士事務所の担当職員に対しても罵倒しっぱなし

だからこそ私が呼ばれたのかも知れない

不思議と私に対しては罵倒するようなことはなかった

以前、私の話を聞いてくれていたようだ

そんな縁で、私を名指ししてくれたようだ

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