平成20年03月09日(日曜)

「BCPとはと構えず身の丈でゆく」 

 3月19日にハイブ長岡でBCP策定セミナーが開かれるという

BCPとは何か

聞き慣れない単語だと思うかも知れない

BCPとはビジネス・コンティニュィティ・プランの略称だ

要するに地震や鳥インフルエンザなどで地域インフラが破壊されてしまったり使えなくなったような場合

企業が経営を何とか継続することを考えてゆくためにはどういう対応ができるか計画を事前に策定しておこうというモノだ

わかりやすく言えば、昨年の中越沖地震の時に柏崎のリケンという会社が地震の被害で操業できなくなったことから

なんと世界のトヨタなどのラインを止めてしまったということが起きた

このことから、いざ予想外の災害などが起きた場合にどういう対応をすべきかについて事前にプランをつくっておこうという

そんなことが国の方で議論され、BCPなどと言う単語が飛び交うようになってきた

 

しかし、どんなに立派なマニュアルを作ったとしても

いざというときに対応できなければ何もならないわけで

現実的には自分の身の丈にあったことを考えておくべきだという所に落ち着く

 

例えば、いざ地震が起きて、そう、震度5までなら建物が壊れることはないと経験値で感じているが

震度6をこえてくるとかなり「やばい」と感じ始める

ましてや震度7というとこれは「チョーやばい」ということになる

ではそのときにどうすべきなのか

「やばい」というときには、まず揺れで飛び交うパソコンのディスプレイや本箱の本

とにかく机の上や棚の中にあるモノが飛んでゆくというか飛んでくる

だからまず机の下に隠れるということが非常に現実的な対処方法で

それも屋根が崩れるという「チョーやばい」状況では

天井が崩れてくるのだから隠れるという動作を素早くおこなうことが非常に重要になる

そこで、その隠れた場所に閉じ込められるということを想定しておく必要がある

閉じ込められたとしても三日生きていられれば助かる確率が非常に上がってくる

だから机の下に非常用のセットを用意しておくことを検討しておいた方がよい

まずは水、それと非常食、簡易トイレもあればなお良い

BCPなどと大上段に振りかぶらなくても

ま、身近なところから考えはじめれば良いのではないかと思う

「日が当たりきれいに溶ける屋根の霜」

小学校の体育館屋根を見ると

日が当たっていない場所は霜が溶けずにいるのだが

日が当たっているところはきれいに溶けているのが面白いと思った

「十人のたいまつ並びいざ開始」

山古志の火祭りに出かけてきた

「日本一これが火祭りさいのかみ」

「威勢良く炎が上る雪の原」

「火柱がのぼれば熱さ目から来る」

「映像で映す姿は若いママ」

「だんだんと熱が伝わる雪の中」

「骨組みが見えたら次は何時落ちる」

「落ち始め人はそろそろ動き出す」

「崩れ落ち祭りは終わり火は残る」

「何時までも炎を見てて飽きもせず」

「ロウソクのいま消えなんと立ちのぼる」

「街道の路を照らすは火の明かり」

前へ

次へ

目次へ