お客様の手を見るとその商売の違いがわかる
冷たい水の中にも毎日手を突っ込まざるを得ない商売は
真っ赤にあかぎれして手がふくらんでいる
土をいじる商売の人は爪が真っ黒になって
分厚い手をしている
機械油にまみれている商売の人は手のシワがくっきりと見える
毎日事務仕事をしている人はとにかく数字を見ると電卓をたたく
訳もなく電卓をたたく、そして安心する
商売商売で一生懸命にやっている人の手は
その商売の手になってくる
手はその人を語るのだろうか
そう思って自分の手を見てみると
さて、自分はどんな商売なのだろうかと考えてしまった