平成20年02月15日(金曜)

「ふと見ればここは蔵王か北国か」

今日から三条の大学校で二日間の講師を務めるためにやってきた

窓の外を見ると雪がドンドンと降ってくる

庭の樹木が雪できれいな姿を見せてくれている

「ドンドンと降りしきる雪受け止めて」

必死で寒さと雪の重さに耐えようと踏ん張っているように見えた

「寒雀チュンチュンと鳴く雪の中」

窓を開けたら一気に寒い冷気が入ってくる

そして、チュンチュンと鳴く雀の声が力強さを感じさせてくれた

「綿雪を上手にためる細い枝」

こんな細い枝なのに、綿雪を上手にためている姿が目に付いた

「天高くそびえる枝は気品有り」

こんなに降ってくる雪の中で

枝をしっかりと天に向けて背筋を伸ばした樹木に気品を感じた

「降り止まぬ雪に覆われジッと待つ」

かなりの雪がドンドンと降ってくる

そんなドンドンと降る雪の中でジーッと耐えているような雰囲気を感じた

「雪囲い帽子がのって実践だ」

雪囲いの頂上に雪が積もって帽子のように見える

こんな状況になって頑張らなければ雪囲いの意味がない

さあ頑張ってね

「枝見えず雪の重さで試験中」

枝が見えないほど雪が乗って

こんな雪の重さで、枝の力の程度を試験しているようだ

「キャンパスにドンドン描く水墨画」

見ている間にドンドンといろいろな姿を水墨画で描いてくれているようだ

「あちこちと芸術だらけ目が移る」

「燃えるよう寒さに震え写し出す」

「暖かな室内だれも姿なし」

こんな大雪でも室内はとても暖かく

設備も充実しているが

実にもったいないほど誰も利用していない

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