豪華なおせち料理が届いた
いろいろ入っているが、なんと言っても豪華さの演出は伊勢エビに勝るものはない
私の記憶では、昆布巻きは鮭の骨も一緒に巻いてあって 食べると骨がポロポロと崩れる
そんな食感になるまで煮込んでこそ昆布巻きだと思っている
やはりユズが入っただけで料理のグレードがワンランク上がっておいしくなる
こんなちょっとした小技が 正月料理の質を上げてくれる
部屋から見ていたら晴れてきたので何かよい写真が撮れるのではないかと東山丘陵に向かった
さすが元旦はこんなところまで出かけてくる人はいない
車の通った跡もない
行こうと思ったところまでは除雪がされていなくて進めなかった
ちょうど行き止まりの場所は牧場まで
そこで牧場を見ると鳩が屋根の上に勢揃い
牛が新雪の中をかけずり回ってはしゃいでいた
スキー場に向かったら自動車がロッジ近くに多く止まっていたのでなんだろうと思ったら
スキー場関係者の車で
急に雪が積もったものだからゲレンデの整備をやっているようだ
雪が降ると景色が一変して白と黒の世界になる
そんな白と黒の世界がおもしろさを引き出してくれる
いつもなら気にならない道路脇の小川の流れも
雪が降ると目について別世界の風景を出現させてくれる
小川の風景も様子を一変させてくれる
水墨画の世界だ
寒くなったら流れる水が一番活き活きしているように見えた
こんな雪原の風景は、私が小さい頃よく見た景色で
なんとなく昔の記憶がよみがえってきて懐かしさを思い起こさせてくれる
雪が大晦日から降り続いている元旦の景色は
なにか裏山の木々にも新年のお化粧をほどこしたような気がした