平成20年01月01日(火曜)

「豪華さは 見た目で勝負 伊勢エビは」

豪華なおせち料理が届いた

いろいろ入っているが、なんと言っても豪華さの演出は伊勢エビに勝るものはない

「昆布巻きは 骨付き鮭が 本格派」

私の記憶では、昆布巻きは鮭の骨も一緒に巻いてあって 食べると骨がポロポロと崩れる

そんな食感になるまで煮込んでこそ昆布巻きだと思っている

「ユズの香が グレード上げる ハレ料理」

やはりユズが入っただけで料理のグレードがワンランク上がっておいしくなる

こんなちょっとした小技が 正月料理の質を上げてくれる

「新雪が 柔らか積もり 新年を」

部屋から見ていたら晴れてきたので何かよい写真が撮れるのではないかと東山丘陵に向かった

「私だけ 通った印 新年に」

さすが元旦はこんなところまで出かけてくる人はいない

車の通った跡もない

「新年の 挨拶交わす 雪の鳩」

行こうと思ったところまでは除雪がされていなくて進めなかった

ちょうど行き止まりの場所は牧場まで

そこで牧場を見ると鳩が屋根の上に勢揃い

「新雪を かけずり回り おめでとう」

牛が新雪の中をかけずり回ってはしゃいでいた

「元旦に 振り回される 初仕事」

スキー場に向かったら自動車がロッジ近くに多く止まっていたのでなんだろうと思ったら

スキー場関係者の車で

急に雪が積もったものだからゲレンデの整備をやっているようだ

「雪の中 目に付くくぼみ おもしろさ」

雪が降ると景色が一変して白と黒の世界になる

そんな白と黒の世界がおもしろさを引き出してくれる

「雪降りて 別の世界が 現れる」

いつもなら気にならない道路脇の小川の流れも

雪が降ると目について別世界の風景を出現させてくれる

「雪帽子 石にもかぶせ 防寒具」

小川の風景も様子を一変させてくれる

水墨画の世界だ

「活き活きと 泳ぎ回るは 川の水」

寒くなったら流れる水が一番活き活きしているように見えた

「雪の原 昔の記憶 なつかしさ」

こんな雪原の風景は、私が小さい頃よく見た景色で

なんとなく昔の記憶がよみがえってきて懐かしさを思い起こさせてくれる

「裏山の 杉にも化粧 元旦で」

雪が大晦日から降り続いている元旦の景色は

なにか裏山の木々にも新年のお化粧をほどこしたような気がした

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