平成19年12月14日(金曜)

最近独立行政法人の話題がニュースをにぎわしている


ところで、昨日珍しいというかとんでもない経験をした

慣れと言うことの恐ろしさであろうか


昨日はある行政マンを相手にする講演の講師として呼ばれていた

いつもなら会場は長岡なのだが

依頼状を見ると新潟になっている

どうして今年は新潟なのかとうちの担当に確認したら

「長岡の会場がとれなかったようです」と返事が返ってきたので

そうかと思っていた


昨日スタッフを伴って時間までに新潟の会場に到着

講師控え室があるということで行ってみるが鍵が掛かっている

講演会場に向かってみるが、その会場も鍵が掛かって真っ暗


おかしいと言うことで担当者と連絡を取ってみると

なんと、担当者の言うのには会場は長岡だという

「おいおい、それはないだろう」


この文書にはきちんと新潟の会場となっている

しかし、どうのこうの言っても始まらないから

今から長岡に向かうけれどもう講演開始の時間になる

1時間半の講演で1時間遅れになるが長岡に向かうといって走った

担当者は事務的に長岡に連絡しておきますと言う

そして最後に「これに懲りず、またお願いします」と

そんな寝ぼけたことを言っている担当者を相手にせず

とにかく長岡に向かった

そして車の中から携帯で会社に電話して誰かいないかと

するとちょうど一人税理士がいたので

何でも良いから私が到着するまで1時間話をしろと言って車を飛ばした

受講生は行政職員で時間で研修を受けているのだから

そして私の時間は3時半から5時までの最後の講座だから

皆さん帰りの予定もあるはず

とにかく5時には終了してあげないとかわいそうだと思った

ようやく長岡に到着すると、会場では我が社の税理士が

パワーポイントを使って持ちネタの話をしていた


すると、先方の担当者が私の講義を5時半までやってほしいという

何いってんだよ、受講生の皆さんだってスケジュールがあるだろうに

と思っていたが、彼は皆さんにはそう伝えてありますと言い切る

こちらは何時間でも話をすることはできるが

しかし、どうも釈然としないものを感じていた

結局、私としては気持ち5時半より前に講義を終了して

ドタバタ劇は終了した


なぜ私への招へい状が新潟になっていたのか

理由はわからないがパソコンに入っているデーターを

毎年同じように使っていると新潟会場と長岡会場の確認せず

そのまま出してしまったということだろうかと思っている

私が1週間前に講演の内容についていつもと違う内容になっていたので

いつもの内容とは違うものを要求しているのかと問い合わせたら

いえ、いつもの内容でよろしいですと答えが返ってきた

そのとき、講演の会場についても再度確認しておくべきだったのか

今後の対応について反省させられることが多くある

しかし、こんなケースは私が講演をするようになって

20年間のうちで初めての経験だった

 

仕事に対して意欲を持っていないところが
仕事に対する研修を担当しているのだから
おかしな話だと思うが

こんな状況は日本中あちこちにはびこっている
とくに天下り先と言われるところはこの手が多いのだ
結果としてそんな無責任な組織の手先となってしまい
私が一生懸命やればやるほど
無責任な組織を結局助けてしまう現状がおもしろくない

三島経営塾が無事終了

8回シリーズの充実したセミナーでした

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