平成19年11月19日(月曜)

アラレが降ってきた、道路一面、またたく間に白くなってきた

車のワイパーにどんどんアラレがつもってくる

冬がやってきたのだ

街路樹の紅葉もすすみ、道路は落ち葉で敷き詰められている

たまたま入った店で見つけたしゃれたキャッチコピー

「悪魔のように黒く

地獄のように熱く

天使のように優しく

初恋のようにほろ苦い

これが樹林館の珈琲だ!」

ここのカレーライスを注文した

なんとなく懐かしい感じのするカレーだ

最近のこだわりのカレーなどというより、こんな家庭の味という雰囲気のカレーが

私にとっては安らぐカレーだ


今日は栃尾に用事があって向かった

栃尾の町はこの雁木がポイントなのだ

昔ながらの雁木が私には安らぐ雰囲気だ

栃尾の人と話をすると、皆さんマイナスな話をする

どこどこのお店はやめたとか、そう、栃尾の一番大きかった機屋(はたや)さんが倒産してしまった

そのおかげで一気に栃尾の町は落ち込んでしまったようだ

そんな話ばかりなのだ

たしかにそうなんだろう、そうだと思う、しかし、そんなに自虐的になっても始まらない

栃尾は栃尾ですばらしいものがいっぱいある

何でそちらに目を向けないで自虐的になるのだと

昔の栃尾の機屋が元気だった頃の話ばかりしていても何も改善されない

それより、栃尾の宝物を自分たちが認識することから始まらなければならないと私は思う

そんな中の宝物の一つに、この雁木がある

栃尾に来ると心が和む、そんな町になれば人も集まってくる

昔ながらのものを大切にすること、昔ながらのものをもう一回見つめ直すこと

そんな中から、栃尾の良さが見えてくると思うのだが

みなさん、最後はやはり自虐的な発言に終始する

誰か助けてくれる人が現れないかと

誰も助けてくれないと嘆いて、恨んで、落ち込んでいる

まったく救われないのだ

まさに、「ゆで蛙」の世界なのだ

夕方長岡の町に戻ってみると

町の中心部上空を、何か黒いものが飛び回っていた

カラスより小さい、雀より大きいという印象を持ったがよくわからない

とにかく黒い固まりが町の上空を動き回っていた

工業高校の生徒がランニングをしていた

さて、今日は夜、小出でのセミナー最終回なのだ

各チーム発表をするわけで

今まで毎回3時間、それも夜の7時から10時までを8回

そして、さらにはこの一週間は皆さん、毎日集まって自主的に報告書やら発表準備やら進めていたようだ

そんな発表をしていただいて最優秀チームとして表彰をうけて

そのチームの社長に優勝の弁をお願いした

このチームは、当初いろいろな意見が出てまとめるのに四苦八苦していたように見えた

しかし、この最後の一週間の間に皆さんが一致団結してまとまったようだ

発表直前に「どうだ?」と聞いたら自信ありげに返事が返ってきたので楽しみにしていた

やはり自分たちがやったという自信をこのセミナーで体感したようだ

ここがポイントなのだ

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