平成19年11月03日(土曜祭日)

朝早くに目が覚めた、というか家内が早い時間の新幹線に乗るもので

早く起きた

窓の外を見ると朝の早い時間の澄み切った空気の中にある山々が目に入った

公園の滑り台の周りには銀杏の葉っぱがいっぱい落ちていた

家内を送り出した後、私は厚生会館へと出かけた

そう、今日は市展を見てこようと思った

私の写真ももちろんチェックなのだ

写真の入選作を見ていると、この審査員は人物写真に対して評価が高いようだと思いながら見ていた

また、絵画部門も私の両親の作品をチェック

厚生会館前には審査委員の作品が置かれていた

例年だと、厚生会館前で錦鯉の展示即売会が行われているのだが、今回はハイブの方に会場を移したと表示されていた

大手通の商店街へと足を進めたら午前11時から開催されるイベントのために

アーケード内にテントが並べられていた

このテントは、道路が歩行者天国になったら車道に移動させるために

アーケード内に置かれて準備をしているようだ

そのため、アーケード内を通る自転車は、このテントの下を首をすくめて通っていた

というよりも、そもそもアーケード内を自転車に乗って通ること自体が問題なのだ

しかし、なんとなくおもしろい風景だと思ってみていた

丸専の解体工事のため足場が組み立てられていた

これも、歩行者天国が始まったらここで販売するためのもののようだ

さて、ちょっと用事があってリリックに寄ってみた

リリックの裏の駐車場も車で満杯状態だ

このリリックという建物はけっこう光をうまく取り入れた造りになっている

なかなかおもしろい建物なのだ

情報ラウンジというこの場所は、結構使われているようで

あまり使われていないような微妙な場所なのだ

しかし、こうやって写真にしてみると、この建物自体が光をうまく使っているから

結構おしゃれな雰囲気に写るのだ

さて、リリックの前の広場では錦鯉の展示即売が行われていた

大きなビニールでできた丸いいけすには、錦鯉が悠々と泳いでいた

屋外で、日差しを浴びて気分良さそうな泳ぎをしている

酸素の泡も気持ちよさそうだ

こちらは、また特殊な金魚というか、頭にこぶのある種類なのだ

結構人気があるのか、それとも商売としておもしろいのか、ま、よくわからない

屋台もでていてにぎわっている

しかし、大の大人が金魚鉢の前に座り込んで真剣に品評している

会場のあちこちで聞こえる声は

なかなか儲からないのだというような話なのだ

ようするに商売なのだ

菊花展も開かれていた

この菊の花の丸みが何ともいえない

菊と言ってもいろいろな種類があるのだ

私にはあまり詳しいことはわからないが

なんとなく丸みが良いな、などと思いながら見ていた

いろいろ数を見ていると善し悪しがわかるような気がしてくる

そんな中から目についたものにカメラを向けた

けっこうおもしろい写真が撮れた

それも接写で一生懸命写していたら

関係者だろうか

いろいろ私に話しかけてくるのだが

私は、単におもしろいと思ってひたすらシャッターを押すだけで

話しかけられてきても、どうしたものかと躊躇していた

だいたいが、自分の中に入って写しているものだから

話しかけられても参ってしまう、という感覚だった

ついでに県立美術館も見学してきた

ここは私のお気に入りの空間だ

やはり、この地域の全体の空間がお気に入りなのだ

結局ゆったりと美術館に浸っていた

もう、夕方になって錦鯉の展示会場も店じまいの準備中だった

いろいろな空間が私の心をなごませてくれる

夕暮れ時、雲間から夕焼け空が見えていた

薄暗くなった景色に水道タンクのライトアップが目についた

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