平成19年07月29日(日曜)

昨日の朝5時半、もうすでに日は昇っていた
信濃川と長岡大橋が光って見えた

街の背景に東山が何重にも見えた

朝の散歩の人が元気よく歩いている

守門岳から信濃川

昨日の昼食に付いたバナナだ

信濃川越しに見る長岡市街地

昨日は土曜日だから日赤の職員駐車場は駐車台数が非常に少ない

夕飯のおすまし、なかなか美味しいのだが
胆のう炎をわずらわした人には油が多くてよろしくないのではないかと思いながらも
ん、やはり油分がまろやかさを出すのだなと思いながら飲んでいた

枝豆まで付いていてはビールでも、などと思ってしまう

昨日は遠方から旧来の友人が見舞いにやってきてくれた

ほんの一時だったが、急に電話でこれから行くぞとメッセージが入ってきて

ご家族でおいでいただいた

有朋自遠方来。
不亦楽乎。

まさに「朋有遠方より来たるまた楽しからずや」なのだ

 

夜、東京に行っている娘が見舞いに帰ってきた

と言うより、先週の土日は大学時代のサークル合宿に十日町当たりまで来ていたのだが

そこまで来ていて見舞いに来ないのか、などと話したのが気になったらしく

わざわざ仕事が終わってから長岡に帰ってきた

面会時間終了していたが病院に訪ねてきてくれた

そして、「ここの病院、セキュリティー、メチャクチャ甘くない↑」と語尾を上げて言う

ま、確かに誰でも気楽に入れると言えば言えるかもしれない

オープンなことの良さと、セキュリティーをキチンとすることの安心感と

現在はあまりおかしなことをする人がいないのでオープンなことの良さが勝っているのだろう

 

ドクターが前日のCTの結果を見ながら言う

CTによれば、まだ腫れは見られるが、快方に向かっているとのこと

結果として月曜日に退院許可が出た

 

ナースに聞いた

日曜日は選挙だが、投票はどうすればいいのかと

すると、25日の日に入院している人のために不在者投票が院内でおこなわれたという

しかし、私のところにはそんなインフォメーションが無かったのでわからなかった

そこで、ドクターの許可を取れば外出することができるので

ドクターに確認してみましょうと言うことになった

 

毎朝、朝日の出る頃、見晴らしの良いオープンルームに行くと

同じ人に合う

その人と食事のトレーを返しに行くとまた会う

そんなことから何となく挨拶をして、二言三言話をする

そう、少しずつコミュニティーができはじめる

ま、十日もいればそんな知り合いができてくる

というより、私は病室を途中で移っているから

十日もかかっていないことになる

 

しかし、ここは救急車のサイレンがよく鳴っている

ピーポーピーポーとけたたましく、時にはウゥーウゥーと

そして、段々音が高く聞こえてきたかなと思った瞬間

プツリと音が消える

そう、みなこの病院にやって来た救急車なのだ

病室もドンドン新しい人が入ってくる

どうも深刻そうな人が多いようだ

この八階はエレベータールームを中心にしてA棟とB棟に別れている

A棟は外科、B棟は内科となっている

私はB棟にいるわけだが

部屋数は二十数室あるが、そのうち個室が十数室、残りは四人部屋となっている

部屋は空いたと思うとすぐ埋まり、埋まったと思うと空くという状況だ

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