平成19年07月03日(火曜)

ウインブルドン、女子シングル4回戦
ハンツコーワ対S.ウィリアムズの試合を見ていた
圧倒的なパワーの違いを見せつけた
第1セットは6−2でウィリアムズ
大砲とライフル銃という感じなのだ

この調子では第2セットも圧倒的にウィリアムズかなと思ってみていたら
ハンツコーワがライフル銃を適確に撃ち始めた
そう、左右にぎりぎりに打ち分けてゆく
さらにサービスはセンターライン上にスーッとねらったとおりに打ち込んでゆく
第1セットとは気迫が違った
全てのエネルギーを集中させて、いけるかなという状況で試合が進んだ
もう少しで、と言うところから切れがなくなってきた

取れる、と思い始めたところから取れなくなってきた
無心でプレーに集中しているときはプレーに冴えが見えたが
心が動き始めたところから点が取れなくなった

だんだんとウィリアムズが追い上げてきた
ここでブレイクすれば勝てるのにというところで
もうすこしで勝てるのにと言うところまできていたのに

そんなあとちょっとでブレイクすれば勝てるというところで事件は起きた

急にウィリアムズがコートに倒れ込んだ
トレーナーが駆けつけた
けいれんのようだ
氷を持ってきて冷やそうとしたら
あのウィリアムズが悲鳴を上げた
顔がゆがむ
試合放棄かと思えた
だが、ウィリアムズは何とか立ち上がった
びっこを引いて試合が始まった

それを見ていたハンツコーワは気持ちがぐらついた
相手は動けないのだ
サイドに振ればゲームは取れた
相手のサーブも力がない
ここでブレイクできたはずなのだ
それでセットは取れたのだ
だが、ハンツコーワは自滅した
勝負に徹しきれなかった
結局タイブレークになってしまった

ウィリアムズは悲鳴を上げながら試合をやった
涙を流しながら試合を放棄しなかった
試合にしがみついていた
自分から投げることはなかった
しがみついて、しがみついて、しがみついて行った

すると、なんと雨が降り始めて中断となった
休憩が取れることとなった
しがみついて、しがみついて、しがみついた人間に天は味方した

試合再開後、どうなったか
実は私は寝てしまったのでわからないのだが
インターネットで結果を見ると
タイブレークは7−2でハンツコーワがなんとか取れたようだが
第3セットは6−2でウィリアムズが取ってしまった

なんでも鬼の形相でウィリアムズの気迫勝ちで
蛇ににらまれたカエル状態でハンツコーワは負けてしまったようだ

ハンツコーワは良い試合をしていたのに
結局自分に負けた
というより勝負に徹しきれなかった
ん、結局そうなんだよな

結局、自分に勝てるかどうか
自分の弱さに負けてしまうのだ
そんな自分の弱さに勝てる人が世界の頂点に立てるのだと思った

通勤途中の草花が目に付いた

会社にいるといろいろもらい物の御菓子などが配られる
なにやらおかしな形の御菓子だなと思ってみていた
御菓子の間に何かが挟まっているようだ
封を開けて見た

中から出てきたモノはおみくじだった
それも、大吉と書かれていた

今日は、商工会議所で会議があると言うことで参加した

なかなかおもしろい話だった

その後、講師を囲んで近くのお店で懇談となった

前へ

次へ

目次へ