平成19年05月22日(火曜)

今日は厚生会館の隣のビルで開所式があった
一階は長岡コンベンション協会がおみやげ品を販売し、三階は山の暮らし再生機構が入る

市長はじめ関係者が大手通りの歩道を完全に占拠して
オープニングセレモニーが始まった
ま、テレビカメラやマスコミ関係者も大勢いる中なので
通行人が歩道を通れなくて車道に出て通って行ってた
だけど、中には自転車に乗ったおじさんが
市長が挨拶している前を優雅に通っていたのがおもしろかった
そう、市長とテレビカメラの真ん中を遮断するように平然と
それも歩道を自転車に乗って通過なのだ

もっとも、こっちも歩道を遮断した状態でセレモニーをやっているのだから
お互い様と言えばそうなのかもしれない

セレモニーが終わったら店内へ
そこでもカメラが追いかけている

引き続き隣のホテルで会議が開かれた
ここに集まった人は全国区や全県下の有名人が出席していた
そんな中で、理事長の豊口氏は山古志で病人が出ても10分以内に
無人ヘリコプターで日赤に運べるようにできたらいいというような夢を持って行動しようと発言したが
それに対して市長はあまりああするだのこうするだのとアクションを起こすことではなく
やる気のある人同士の出会いの場を用意してあげることが大事で
この財団は場所を用意することから、その先でそれらの人々が動き出すお手伝いをするのだと
そんな話をしていた

ん、どうも温度差が見えるが
ま、この財団そのものが10年という期限を切って活動するプロジェクト型という意味で
新しい仕掛けだと思うし、新しい模索の方法だと感じている
いわば長岡モデルとして新しい成果が見えてくるのではないかと思って話を聞いていた
素材に酵母を振り掛けてジックリと寝かせてあげるとパンやお酒が出来上がるように
まさに酵母のような働きをしてあげるのがこの財団の目的なのかなと思って聞いていた

そういえば、「まちなか考房」というところも、考えてみれば同じように
「まちなか」の「酵母」なのかもしれないな、などと思ってみた

ここは三階の山の暮らし再生機構のオフイスというかサロンというか
なんでもニックネームはLIMOというそうだ

前へ

次へ

目次へ