平成19年05月14日(月曜)

昨日、長岡に新しくできたショッピングモールに行ったのだが
そこで本屋さんに入った
そこは普通の本屋さんなのだ
というよりも、普通の本屋さんとして頑張っている雰囲気の店だった
書評掲載コーナーとか、売れ筋ランキングコーナーとか
それなりに工夫がされていた
あとは文芸、経済、コミック、学習とかというようにくぶんされ
書店内で座って読めるようになったコーナーもあり
全体的に明るい雰囲気の店だった
そこで私は売れ筋のコーナーで目に付いた本を一冊購入した

その本屋さんを出てこんどは数軒置いた先にあるお店が目に入った
そこもBOOKと書かれていた
入ってみるとおもちゃやかアメリカングッズの店か雑貨屋か
とにかく雑然としているが人がごった返していた
私もおもしろいなあと思いながら店内を見ていたら
壁際に本が並んでいた
しかし、ここに置かれた本は整然と置かれた雰囲気ではなく
雑然とした雰囲気なのだ
そして、pop広告というか
大型のポストイットで店長が書き込んだのだろうか
そう20代の若者向けの感覚で書かれた
フレンドリーなコメントが気を引かせるジャストタッチなモノとなっている

そんな言葉に引かれて私は5冊ほど本を購入した
それらは、考えてみれば先ほどの普通の本屋さんにも売っている本だったと思う
しかし、この店は店長のコメントに引かれてついつい買ってしまう
そう、切り口が違うのだ
文芸とか経済などという分類ではなく
20代の若者にとって興味を持たせる切り口でコメントが書かれている
これに引きずられて購入するのだ

この二店舗を見て思った
片方は旧来のキチンとした切り口のお店
旧来と言っても店内は新しい発想で座れるようになっていたり
とにかく一生懸命な雰囲気は伝わるのだが
しかし、基本の分類が今までの本屋さんという分類からは離れていない

ところがもう一軒は、これはパッと見たところ本屋さんなどとは思わない
おもちゃやと言う方が合っている
だがしっかりと書籍販売もやっている
何が違うのかというと
切り口が違う

前者がタテの切り口だとすれば後者は横に切ったお店ということだろうか

そう、旧来の分類から離れられない縦型書店と
まったく新しいおもちゃや風の横型書店の違いなのだ
そう、切り口を大胆に変えることができれば
十分にビジネスは成り立つのだと言うことを見せつけてくれた
そう、新しいビジネスはまだまだいっぱいあるのだと教えてくれているようだ

今日は外清掃の日だ
毎月一回の早朝草取りを全社員でやっている
しかし、雑草の伸びるのは早いことを実感する

ひょんなことから技大のセミナーを聴きに行った

ここは議題のマルチメディアセンター室

今日のテーマは
「感性社会の実現を目指して」 と題し、副題として「感性工学の展開」として
信州大学の清水先生のお話だ
この内容は非常におもしろいモノだった
というより、共感を持てるテーマだった
これからの時代は女性の時代だと宣言する
女性の感性が大切だという

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