日に日に緑が活き活きとしてきているように思える
春なのだ、すべてが芽吹く春なのだ
信濃川西岸、長生橋のたもと河川敷
いま、菜の花がきれいに咲いている
そんなきれいな菜の花に誘われて車を止めて見に行ってみた
長生橋とこの菜の花がマッチする
黄色という色は何となく気になる色だ
そう、彼のゴッホも黄色を積極的に使っていたことを思い出す
カメラを持った人が目に入った
そう言えば、新潟日報のカメラマンだろうか
腕に腕章を着けて写真を写していた
さて、ここは堀之内の魚野川から越後三山を望む
雪解けの魚野川
川の水は冷たそうだ
八海山だ
山の斜面は土砂崩れの復旧でいろいろな種子が吹き付けられ
緑の芽を吹き出している、逆にこの自然の中では目立ってしまっている
西日の中に浮かんだ山中の樹木が目に付いた
山の上に見える木がなんとなく目に付く
ここはまるで古墳のような雰囲気だ
さて、この桜の木
災害復旧工事のために
仮設道路を造ると言うことで枝を半分切ったという
その桜の木の向こうに崩れた山の斜面が目に入る
切り捨てられた枝からは、新しい若い枝が伸びていた
新しい時代を新たに作るように若い枝が伸びていた
回りを見渡すと元気な桜の木が見えた
これは山古志の復旧斜面
なにか化学工場のような雰囲気だ
こんな山の中になにかとんでもないモノができたような気がする
ここは山古志から蓬平に降りてきたところでめにした
よく見ると「右むしがめ 左よもぎひら」と読める
天保九年と裏に書いてあった
長岡で良い石が出るところがあるという
その石を加工する石工がいた地域のかんけいなのか
南蛮山の山麓に「石彫の道」なるものがある
そんな場所をちょっとみてみようと思ったが
どんどん道を登ってゆくと
車一台がやっと通れる道が
最近簡易舗装されたようになっていた
とにかく道が狭く一本道なものだから戻るに戻れない
とにかくいけるところまで行ってみようと走り登っていった
ちょっと間違うと崖から落ちそうになる
怖い道だが道路は地震のおかげか
すべて新しいアスファルトが敷かれているから車で走り抜けられる
けっこう車で走るにはきついところもあったが
登りなら何となく走れたが
これは下りでは怖いモノがある
どこまで続くのかと思いながら
表示板に「十方台」と書かれている
八方台ではなく十方台なのだ
ま、表示板があるのだからいけるだろうと
どんどん登っていった
南蛮山頂上、十方台からの眺めだ
日本海が見える
送電線の鉄塔越しに日本海が光って見える
小木ノ城の向こうに佐渡島が見える
信濃川に掛かる長生橋と大手大橋が見える
田んぼに水が入り始めたのだろう
新幹線の橋脚が見える
信濃川が銀色に光りながら輝いている
すばらしい景色に出会えた
中部北陸自然歩道コースとかかれている
この地図を見ると十方台というところは途中にあって、ここは南蛮山の休憩所となっている
さらにこの地図によると反対側に降りてゆくと蓬平にたどり着くようになっている
そして、ここから見下ろすと反対側の蓬平方面への道は
今登ってきた道よりも道路が広くて
今ほどの登り道を下るよりも安全なように思えた
というより、今ほど登ってきた道を車で下るにはかなりの勇気がいるように思えた
あまりゆっくりとしていると日が落ちてしまいそうだ
暗くなってしまうと山道は危険だ
見下ろすとまるでカモシカがいそうな急斜面が目に入る
無事、山から下りてきたらここは「竹之高地 開祖の地」と書かれた石碑が目に付いた
今日は予定外の行動だったが無事に帰ってきた
真っ赤な夕日が印象的だ
明日もガンバロー