平成19年04月22日(日曜)その2

砂防ダム、けっこう大がかりな工事だ

湖底に沈んだ樹木

何でも、このダムはコンクリートで固めると言うよりも
筒を作ってそこに排出した土砂を埋め込んでつくったモノだという
最新の工法だそうだ

この道路は閉鎖されている
途中に車が残されたままになっている

地震のすごさを物語る場所として貴重な場所となっている

その閉鎖された道路に代わってこのトンネルが掘られた

崩れた山の上には新しい木々の緑が見える

ブナの林だろうか

谷底には壊れた軽トラが放置されていた

ここの砂防ダムも同じ工法で作られている

こちらは集団移転した住宅だ

もと小学校の敷地だという

桜もほぼ満開だ

きれいに咲いている

まだまだ工事中のようだった

目を見上げれば、向こうの山のブナ林が芽吹いているようだ

さて、これは妙見の土砂崩れ現場に残された石だ

道路下に転げ落ちたコンクリートの橋脚

なんでも、河川事務所からはこれらの崩れた土砂などを取り除くようにと言われているとか
保存などと言う発想は微塵もないようだ

思うのだが
地震から2年半が経ってハードな部分の工事は無事終えてきたようだ
いままでは災害復旧工事優先で考えてきたから
ある程度の工事優先という発想は理解できたが
これからはハードの理論だけではなく
ソフトな理論が必要になってきたのではないかと思う
単に工事が終わりました
ぎょうぎょうしい工事の跡が残りました
しかし、そのままではなくもう少し楽しい、おもしろい、遊び心のある
行ってみたいと思えるような仕掛けが必要なのではないかと思うのだ

そんなとき
これからは地元に生きてゆく人々にとってもメリットの生まれる仕掛けはないモノかと
ま、観光客が何回も訪れて
山古志のファンになってくれるような仕掛けはないモノかと
そのためには見せるとう仕掛けは必要なことだと思う
単に河川管理上の理論だけではなく
地震のメモリアルとして見せる仕掛けをキチンと作っておかなければならないと思う

農家のあぜ道なのだろうか、それとも旧三国街道なのだろうか
桜並木が見える

川口のまち中にやって来た

ちょっとした空き地に花が植えられていた

チューリップの花だろうか

春は鮮やかな花が目を引く

これから咲くのだろうか

何とも言えない愛らしいつぼみだ

この堅さがこれから咲くあでやかさと対照的で目を引くモノがある

しだれ桜だろうか

お寺の境内が見える

桜の花びらに敷き詰められていた

大きなお寺の屋根が見える

由緒正しいお寺なのだろう

桜がお寺によく似合う

田麦地区にまで足をのばした

田麦地区と言えばほとんど全壊となった地区だ
それが今ではちょっとした別荘地のような雰囲気になっている

回りの田んぼのあぜ道には可憐な花が咲いている

メンバーが地元の人に声を掛ける
地元の人もすっかりなれているのだろうか、気さくに応答してくれる

ここは扇状台地、坂を登るように続く道が地震の時には波打っていた

地域の鎮守の森
そこでも我々のメンバーが地区の青年と立ち話をしている

まだ電信柱は傾いているままなのだろうか

ツクシが目に入る

ちょっと曇り空になってきたのだろうか

牡丹の花が目に付いた

思うのだが、山古志といい、田麦といい、年寄りが気さくに対応してくれる
彼ら彼女らは実にカメラ慣れしているように思う
やはり多くの人が訪れるところにいると
だんだん対応が良くなってくるのだろうか

視察を終了して家に帰ってきたら雨模様となってきた

今日は選挙の日なのだ、選挙になるとこのような車いすでも通れるスロープが造られる

雨トヨの配管が壊れていた、そこから雨水が勢いよく噴き出していた

前へ

次へ

目次へ