平成18年11月12日(日曜)

天気は曇り空だが雲の切れ目から日が差している
カメラを北の方に向けて写してみた
なにか向こうの方に光るモノが目に入った
おもしろいと思って写してみたが
何かの建物に光が当たっているのだろうと思っていた

撮った写真を拡大してみると
たぶんゴミ焼却場か何かの建物だ
右に見える赤い橋はこの方角だとしたら
分水の信濃川に掛かっている橋だ
地図でこの方角になにかゴミ焼却場のようなモノがないか調べたら
弥彦の最終処分場という表示を見つけた
弥彦にある建物が私の所から肉眼で見えることに驚いた
距離にすれば40から50キロくらいだろうか
結構向こうまで見えるモノだと感心した

南の方の山々を見た
雲の切れ間から太陽の光がカーテンのように降りていた

目前の公園に植えてある銀杏の木がきれいに色づいている

雲の切れ間から降り注ぐ太陽の光をきれいに写したくて
いろいろ露出を変えて写してみたりしたが
結局自動で写したモノが一番きれいに写っていた

私の友人が教えてくれた作者の本を読んでいた

女性のおどろおどろしい心理というか、そうなかなか読ませる漫画だ

そんななかで一番引き込まれた作品がこの作品だ
昔の田舎の農家で育った女性の恵まれない境遇と
そんな家庭環境の中での家族と本人の心理描写が書き込まれた作品だ
これは読み物だと思った

この本に搭載された全編、女性の心理のどろどろした部分を書き込んでいる作品ばかりだ
作品の構成も最後になってどんでん返しがある
そう、「寒雷」はとくにそうなっている
この作家、一ノ関圭氏の最初の受賞作だという「らんぷの下」も最後にどんでん返しとなっている

そしてなによりこの本の最後に書かれているエッセイを読んで私もどんでん返しにあった
なんとこの作者、一ノ関圭氏は男性だと思っていたら女性だった
それも私とほとんど同世代の女性だった

なるほどと思った
まさにどんでん返しの作品なのだ

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