平成18年08月25日(金曜)

なんでもスペイン産の豚肉で
高級なものになるとドングリの実しか食べさせないものもあるという

この肉をスライスして出してくれる
なかなか香りが良い、ちょっと贅沢なお肉なのだ
知り合いに誘われてちょっとどうですか、などと言われ、殿町に出かけていった
彼は言う
私は日本酒しか飲まないんですよと
それも2合が丁度良いんですよと
私も見習っておつきあいしたが
結局3合ほど飲んだ
確かに、このくらいで止めておくのが丁度良いようだ

気持ちの良い酔い具合で家に向かって歩き出した

足もとを見ながら歩いていたら
何となく気になった、何か違うとおもって写真を撮ってみた
夜中に道路にカメラを向けてフラッシュをたいているものだから
他の通行人から何をやっているのだろうかと見られてしまった
道路のマンホールのふたということだろうか
これは私の自宅近くの交差点にあったフタだ

そして、これは止水弁と書いてあるフタだ


空が澄み切っているのだろうか、良く景色が見える
長生橋上流の水の流れが見える

長岡古正寺方面の大きなお店が並ぶ向こうに
そびえ立つ山の頂上に見える航空レーダー
よく見える

今日、郵便物が届いた、早速中を開けてみた、届いたものは新刊書籍なのだ
本の中に付せんがしてあった
地震の写真が掲載されている
よく見たら私のHPに掲載してある写真だ
そう、思い出した
いつぞや、出版社の編集局の方からメールが届いた
私の写真を使いたいと
そこで、私の手元にある元の写真を送ってあげたのだった
その時の写真が掲載された本ができたので贈ってくれたのだ


本の奥付を見る
編集協力というところに私の名前が掲載されていた
何となくうれしいものだ
なんでも9月1日の出版と言うことで
そう、9月1日は防災の日
そう、関東大震災の日なのだ
その日を目指して書店に本が並ぶようにと
必死で出版にこぎ着けたようだ
本のタイトルは「これだけは知っておきたい 防災ハンドブック」
出版社は 株式会社 日本標準

本の中は、分かりやすいイラストやらチェックリストやら
ん、そう、火事になって煙に巻かれそうになったとき
どうやって逃げたらよいかイラスト付きで説明があった
なんでも階段を下りるときは
階段に腹ばいになってへばりつくように足から降りる
階段の段のへこみには空気があるから
それを頼りにすれば階段を下りていける
そして、火もとから離れた階段を使え
屋上に逃げたら風上に行け
などなど、けっこう分かりやすくなっている本だ

本の中に手紙が添えてあった
そう、写真依頼をくれた編集局の女性からだった
もし、本を購入希望なら直接連絡してくれれば
割引で販売すると書いてあった

そう言えば、先日北陸のある会社からやはり私の写真を使いたいと
依頼があって、やはり原本の写真を送ってあげたら
そのできあがりの印刷物と
なにかお礼の品が届いた

おもしろい広がりだと感じている
ま、私の写真が何らかの形で役に立つのであれば
それはうれしいことだと思っている

チャレンジショップ

今日、大手通にある「まちなか考房 」に寄った
ここには最近入り口の付近に
新たに商売を始めようと思っている人のための
チャレンジショップがオープンした
3店ほど場所が用意されている

なんとなく場所として統一感のない雰囲気がしていたが
いろいろチャレンジして頑張ろうという人がいるのであれば
良いことだと思って見ていた

店の中までは入りづらいものがあった
なんとなく冷やかしでのぞいてみるという雰囲気ではなかった
なぜだろうか
店が狭いということもあろうか
店をのぞくと奥に店主が座っている
必ず目が合う
目が合うと入りづらい
そんな雰囲気がした
だから店の中をのぞかないで通り過ぎるだけとなる

そんな気持ちで店の前を通り過ぎようとしたら
奥から声が掛かったというか、「あれ」などという声が聞こえた
その声につられるように店の奥を見たら
ん、私も「あれ」と声を発した

だれだろう、あれ、どこかで、あ、そうだ、彼だ、そう彼だ

わかった、そうそう、昨年一緒に舞台に立って私の相棒をやってくれた須藤君だ

何となく金髪に染めたら、かわいくなっているじゃん
おうおう、なんでそんなとこにいるのかと聞くと
ここで一年間商売することになりましたという
そういえば、かれは前からインターネットでやっていたと聞いていたが
ようやくお店を出すようになったのかと思った

早速お店の品物を見ると
そう、だいたい彼は突飛なデザインが得意だった
まず長岡では見かけないデザインだ
長岡ではというより県内では見かけない
さらに言えば、ま、原宿の竹下通りあたりのお店でないと
扱っていないような品物ばかりだ
といってもそれは値段のことではなくデザインと言うことだ

考えてみれば、突飛なデザインというとこれは好みの問題だから
そんなデザインの品物に興味を持ったとしても
それを普段から持ち歩くなり着て歩くとなると
結構勇気のいることなのかもしれない
だけど、そんな自分の感性に合ったものを持ってみたい、着てみたいという願望は
皆持っているわけだから
それを実現してあげる場所をつくってあげられれば良いのかもしれない


インターネットで調べたら
このまちなか考房のHPFMながおかの取材日記に書かれていた
その説明に寄れば個性豊かな店舗として
「 サイバー系ファッション」の店となっていた

だいたいサイバー系というのがよくわからないのだが
そんなことはどうでも良い
なんとなくおもしろい店なのだ
お店のファッション関係は目につくのだが
小物がおもしろい
指輪とかキャップとかアクセサリー類は
結構ワンポイントでおもしろい

そう、なにかバースディパーティなど
そんなお祝いの仲間が集まる席なんぞ
小物類やファッションなど使える

彼に聞いた、どうだ売れているかと
いや、ダメですよ宣伝してくださいよと
よっしゃ、わかった、じゃHPに掲載するから
何をのせてもらいたいのだと聞く

ん、えーと、と言っているから
じゃ、まず本人から写してやるからそこに立ってみろと
わぉ、なんだ、おいスカートをはいているのかと思いきや
底の高いクツを履いてキュロットのような何というのかズボンを履いている

ま、ようするに自分の感性を大切にしている彼なのだ

大きなジッパーのついた服、これは結構大胆だ、これより店の中にあった
同じデザインのズボンの方がおもしろかった
そう、彼は個性的なものを前面に出して、どうだ、どうだ、これでもか、これでもかと商売しているように見える
だけど、それはインターネットのようなところで売るのであれば個性を前面に出すことは
お客をゲットする意味で良いのだろうが

さて、長岡のまちの真ん中で一般のお客をあいてに商売するとすると
あまり過激なものだけを前面に出すことは
お客が入りにくくしてしまっているのではないかと懸念する
いや、そんな迎合するようなショップではないのだと本人は言うのかもしれない
ん、難しいところだなと思ってみていた

これなんかおもしろい配色で、帽子もおもしろい
やはりこれをどこに着てゆくのか
バースディパーティならその時に一緒に持って行ったら喜ばれる
小物なども一緒に添えてあげられればお客様にわかっていただけるかもしれない
そう、どんな風に使ってもらいたいのか提案できる展示があると良いのかもしれない

とにかく、さがすと結構おもしろい品物もある
見た目でビックリするところもあるかもしれないが
けっこう良い感性を持っている彼だ
その彼が選んで着た品物だ
おもしろいものがいっぱいある

よかったら、一度冷やかしで入ってみてほしい
HPで見たと言ってオーナー店長の須藤君に声を掛けてみると
かれの低い声でいろいろ話を聞かせてくれると思う

そう、小物やアクセサリー類あたりには気楽に購入できるものがある
ワンポイントの個性を光らしてみてはいかがだろうか

私個人的にも応援してあげたい店だ

ちなみに、ここのチャレンジショップは彼の店を含めて3店舗ある
隣は手作りの陶器のお店、一番奥は足裏マッサージのお店となっている
残念ながら他の店に入ってお話を聞くチャンスがなかったので
彼の店だけの紹介となった

またチャンスがあったら他の店も紹介してみたいと思う

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