祭りの後、そう、けだるさだけが残る
花火打ち上げようの筒を撤去しているようだ
祭りの後の土手を歩いている人が見える
夕日が目にしみる、暑い一日だ
三条の映画館へ行ってきた
確か昔、「日本列島沈没」という映画がはやったが
今回は同じ小松左京の原作で「日本沈没」だという
映画を見ながら地震の日のことを思い出していた
地震当日、夜余震のある中
私はマンションで寝ようかどこかの避難所でもと思ったが
結局、ま、どうなってもいいや
死ぬときはどこでも同じだと居直って
結局マンションで寝ることにした
意外に本人は平然としている
映画のようにバタバタすることもなく、ヒステリーになることもない
淡々としていた
皆同じ立場と言うことで淡々としていた
そう、淡々としている、これが事実だ
映画を見た後、お茶をする
予告編にあった「UDON」が気になった
うどんの映画だという、気になる映画だ
映画日本沈没を見て
本当に日本という国が沈没するとしたらどうなるのだろうかと考えた
日本という国家が、自分たちの国を持たなくなる、というよりなくなる
イスラエルのような状況だ
世界中に散らばって
世界中から邪魔者扱いされ
自分たちの国が、国家というバックボーンがなくなる
日本という国がなくなったらどうなるのだろうか
自分が国を棄てるなど考えてもいないことだが
寄って立つ国土がなくなるのだからどうしようもない
そんな中で、自分の国を守ると言うことは
自分自身の基盤を守ることに等しいと考えさせられた
奇想天外な話のようで、案外現実味を帯びた話のように思えた
そんなとき、日本人として日本国をどう守らなければならないのか
そう、国って何なのか
そんなことを考えさせられた
本当にアメリカという国は我々を守ってくれるのか
イスラエルの今起こしている戦争についても
明日は我が身なのかもしれないと思った