平成18年07月17日(月曜祝日)

祇園祭の朝

雨なのだ、それもかなりの雨脚なのだ

しかし、せっかくだからと朝早くから出かけてみた

ちょうどお稚児さんが肩車で移動しているところに出くわした

なにやら縄を切る儀式をするところのようだ

いろいろな鉾が通りに集合してきている

立派な造りの鉾だ

こんな立派なモノが

千年以上前から受け継がれてきているという

やはり京都は歴史の町だ
向こうの通りから鉾が交差点に入ってきた

竹がしかれて、いよいよ方向転換するようだ

通りの向かいの大きなビルの窓を見ると人が大勢いる

ロープが準備されている

引き手がだんだん集中し始める

観客が注目する


いよいよ力が入る、セーノで引っ張る

竹の上をギシギシと音を立てて動く
こうもり傘の隙間からのぞき見する

飾りは全てビニールに覆われている

雨の中、皆さん真剣だ

台車の上では指揮を執る

台車の下には竹が用意されている

  立派な鉾だ

傘が重なって


この雨の中をやはり座って見物するのだろうか

もう居直っているのか、濡れ放題だ

かわいいお稚児様、なんでも高い位が与えられて
神になったので、地面を歩くことは禁止されるのだとか
だから肩車に乗せられて動くのだとか

楽器を演奏する人も大勢乗っている

鉾の向こうに東山が霧に煙っている

私どもの見学席は、雨具が配られ、傘を差さずに見るしかない

お昼と言うことで見学会場から退散、川の水も増えている

この字は「なぎなた」と読むのだという

おいしいお酒で冷えた身体を温めて昼食となった

京都の町はゆったりとして落ち着いている

なんでも人気のお団子屋さんだという

行列ができている

時間が余ったので、東寺を見学してゆこうと言うことになった

しかし、すごい雨になった


大きなお寺だ

こんなに大きなお寺だとは思わなかった

格式も高い、国宝の仏像が並んでいる

本当に大きなお寺だ

雨で冷えた身体をこんどは暖かい抹茶とお菓子で


んー、絵になりますね

水煙と呼ぶのだろうか、東寺の五重塔だ

タクシーに乗った、なんでも着物で乗った方には割引サービスがあるという

ようやく振り出しに戻った
京都駅から比叡山方面を望む

今回の旅行は印象的な旅行だった
長女と一緒の旅行というのも初めてだった
雨に当たられた祇園祭だったが
逆にそれが印象深い旅行となった

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