平成18年07月06日(木曜)


久しぶりに、赤いポストのある業者に用事があって行った
そしたら、入り口でアンケート調査をやっていたり
職員が持ち場で立ってお客様を出迎えたり
なにやら雰囲気が違う
こちらが恐縮して声もかけられないような雰囲気だ

おいおい、どうしたんだ、えぇー
だいぶ社員教育を徹底的にさせられているね
JRの福知山線事故みたいにならなければいいが
ま、こっちはあまり命に直接関わらないだろうから
まだ大丈夫だとは思うけど

あまり急なことをしても、そんなに人の心は変わらないよ
だけど、先日、ここの会社の長岡支店がえらい金額の損害を起こして
全国版のニュースに取り上げられ
挙げ句の果てに
本社の社長の給料減額まで話が大きくなって・・・

いやー大変ですね
たぶん社員の人は陰で言っているよ
昔は良かったと

何か見ていると悲壮感を持って
まるで強制的にさせられているような
昔の学生運動でよく自己批判を強いられて
それがリンチ、暴行、殺害へとつながったことを
ふと思い出した

だいたいが、みなさんまじめすぎるのだと思う
あまりにもまじめすぎるとおかしくなる
人間、そんなロボットではないのだから
いい加減なところがあって良い
いや、いい加減なところがなければダメ
いい加減なところがあることを人間という

それでいいんだ
それがいいんだ

わたしはそう思う
だから、この企業もまじめすぎるんじゃないかな
もっと肩の力を抜いて
いや、この企業と言うより
この企業のこの支店が
あまりにも大きな問題をマスコミに取り上げられたもので

まじめなものだから
必死になって「お客様の信用を」などと
まるで子どもが涙を流しながら走っているような姿が目に浮かぶ

頑張らなくても良い
もっと肩の力を抜いて
一人一人の社員はすばらしい人たちばかりなのだから
そのすばらしい一人一人の良さを出せればいい
良さを出せる環境をつくればいい

生き生きした一人の人間として
自分の良さを発揮できる場をつくってやれればいいのに

おいおい、このままではお客様も堅苦しくて
息が詰まってしまうよ
もっと肩の力を抜けばいいのに

今日は新潟でセミナー講師
講師控え室で窓の外を見た
隣のビルが見えた

よく見ると
隣のビルの窓の向こうに
その先が見渡せる
何となくビル越しに見渡す景色というのもおもしろいと思った

さて、今日の講師
なかなかおもしろいお話しを戴いた
元気な講師だ

夜の町に浮かび上がるライトアップされた建物
最近は夜のライトアップで印象づけることが増えてきた

前へ

次へ

目次へ