平成18年06月11日(日曜)

先日、技大の先生から大学ロボコンの入場券を分けていただいた
今日はそれを見ようとやってきた

場所は東京代々木の国立オリンピック記念青少年センター

初めてやってきたが、こんなすごい設備のところがあるなんてビックリした

会場に入ったらテレビらしい派手なボードが用意されている

今回は「ツインタワー・ビルダー」だという
今回はABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会を兼ねていて
9月に開催されるマレーシアのクアランプールのランドマークとして有名な
ツインタワーをモチーフとして設定された競技だという

テレビカメラが8台設置されているという

選手控え室をのぞいてみた

狭いところで皆必死で調整している

お弁当やらお茶、部品、パソコンと並んで

お札が目に付いた

いよいよ本番開始前の説明が始まった

この放送は7月17日(月・祝)午前8時35分から9時34分に
NHK総合で放送するという

試合が始まった、応援席にはハンドカメラを持ったカメラマンが応援席を
アップで撮影していた

隣の席では派手な応援が始まった

審査委員は東京工業大学の教授だという
カメラが目の前までせまって、それも複数台が目の前に迫って
何かしゃべれと言われると緊張してしまうだろうな
それも目の前の大型スクリーンに自分の顔がアップで映し出され
テレビカメラはものすごいプレッシャーをかけてくる

ハンドカメラを持ったカメラマンがあちこちで写している
8台のカメラどころではない
会場内はカメラだらけで
どこでなにを映し出しているのかわからない

このクレーン型のカメラはよく動くのだ

競技はなかなかおもしろい
とくにこの場面
左端に小さいロボットが走ってきて
右のバーに積まれた青いブロック
そう、この時点で青が有利になっていたのに
赤の小さいロボットが走ってきて
高く積まれた青のブロックを
何と、何と吹き飛ばして
倒してしまった
このとき、会場は一気に大歓声、逆転勝ちとなった
これはおもしろかった

このロボットもユニークで人気者だった

単にスピードや妨害ではなく、ユニークなデザインがポイントだ
いわばロボットに魂を入れるのはこんなデザインなのかもしれない

そういえば、妨害と言えば
東京大学の妨害ロボットはすごい
素早い動きで相手のロボットの進路妨害をしっかりやりのける
これに対して他の大学からフェアーでないとの批判が何回か聞かれた

しかし、昔、このロボコンで日本国内一位のロボットが世界大会に出たとき
他の国の妨害ロボットに手足が出せずに会えなく負けてしまったことを思い出す

日本はフェアーであることが正しい道として受け入れられる
いわば武士道の世界だろうか
正々堂々と戦うこと、妨害などという手法だけが目に付くやり方はフェアーでない
それが日本人の生き様だ

そんななかで、東大があまりにも強烈な妨害ロボットを送り込んできたものだから
まわりから強烈なブーイングが出てきた


ま、いろいろなドラマがあった
おもしろかった
どこが優勝したのかは7月17日の放映を楽しみにしてほしい

かくして、9月にマレーシアのクアランプールでの世界大会が楽しみだ

見上げたら、頭上からもカメラがねらっていた

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