平成18年05月12日(金曜)

山の雪がどんどん消えて残された雪形が
よりキレイに見える
「川」の字がきれいに浮かんで見える

初めての店に寄ってみた
知り合いに聞いていたのでチャンスがあったら寄ってみようと思っていた店だ
この店は住宅地の中にある
四人掛けのテーブルが二つと数名が座れるカウンター
詰めて入っても十名そこそこ

駐車場も二台分しかない

よく見ないとわからないお店だ
いやお店というより個人住宅だ

おそるおそる扉を開けた
店主だろうか、お姉様がおいでだ
「ランチがあると聞いてきたのですが」
「ハイ、玄米ですがよろしいですか」
「お願いします」

早い時間だったので誰もお客はいなかった

店内は、いやこのお宅は何となく落ち着いた雰囲気だ
壁際の棚には陶器が飾られている
よく見ると販売しているようだ
品の良いセインスの陶器に安価な値段が付けられていた

なにか店主の良いものを友人にもお分けしますよという感覚だ

ランチが出てきた
思ったよりも品数が多く
玄米ご飯も軟らかく
おかずも心のこもった内容だ
よく考えてみたらベジタブルなのだ
しかし、精進料理という感覚はない
おいしい

メニューの裏を見たら
「よく噛んで ゆっくりお召し上がり下さい」
と書かれていた

しばらくしたらお客様がどんどんと増えてきた
テーブルは全て合い席であっという間に満席となってしまった

それでも後から後からお客様が来るが
満員だということで帰る人も出てきた
あわててこちらも席を立って帰ってきた

この店は時間をずらしておじゃまするのがよいようだ

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