平成17年8月2日(火曜日)その3
市政80周年の年から始まった尺玉80連発
毎年周年に合わせて一発ずつ増やしてゆき、ことしは何と99周年だから尺玉99連発となる
とにかく、尺玉がどんどん上がるのは気持ちがいい
最近は打上技術が向上して同時に一ヶ所から五発打上などができるようになった
だから、以前のように尺玉99連発と言っても
同時に一ヶ所から五発も打ち上げて、打上場所が三ヶ所だから
一回で五発×三ヶ所=十五発ということで
これでは七回も上げれば99連発も終わってしまう
昔のような長く撃ちつづけるという余韻が無くなって、あれ、もう終わり?という感じ
しかし、私も子供の頃からずうっと花火を見ているが
やはり長岡の人はみな家を建てるときに屋根に上がれば花火の見える家と言うことを念頭に置いて家を建てる
そう、このマンションを買ったときも、花火が良く見えるからと言うことが大きな理由にある
今回も、そう、屋上でこうやってワインを飲みながらイスに腰掛けて友人と語り合いながら
目の前に上がってくる花火を堪能している
しみじみと長岡に住んでいて良かったと思う瞬間だ
いよいよ三尺が地響きとともに打ち上がった、ドーゥンという響きが聞こえる
ドゥーンと玉が割れる、その音で体が震える
むねが太鼓のように響く
花火は見るものではない、体で感じるものだと私はいつも思う
見事に三尺玉が打ち上がった、拍手がわく
さていよいよ話題の震災復興祈願花火、フェニックスの打上時間だ
待ちかまえる、どんな花火になるのかと待ちかまえる
端から順番に打ち上がる、すごい、すごい、どんどん向こうまで広がってゆく
すっごくひろい、6台打上だ、広い
いい、いい、ものすごくいい
迫力満点、すっごい
これぞ花火の長岡だ
みごと、みごと、フェニックスはすごい感動ものだ