平成17年8月2日(火曜日)その1

暑い、午前11時、大手通は暑い

すごい人出だ、道路の両側にものすごい人出だ

子供が多い、ゆであがっている

アナウンスが流れる
「まもなくディズニーの仲間達のパレードが開始となります」

みなの「おぉぅ」という声が聞こえた
そして、アナウンスがパレード開始にあたり森市長よりご挨拶」と流れてきたら
「おぃ、いいゃぁ、市長の挨拶なんかいらないから、早くパレード、始めろょなぁ」
と、一斉に声が掛かった
みな暑さでゆだっている
待ちくたびれて、ゆであがっている

なにやら市会議員が先頭を歩いてくる、カメラマンがカメラを撮りながら歩いている
皆の目線が通りの奥に向けられた
なにやら騒がしくなってきた

来たーーぁ
ミニィちゃんだ、熱烈なパフォーマンスを沿道に送っている

単に手を振る状況ではない、ミニィは両手を会わせて感謝感激というふうに沿道の声援に応える

それを見て皆が手を振る、ミニィは首を振って体を揺すって手を投げ出して
目を見開いて、いやこれは最初からか、ま、とにかくすごくエネルギッシュなのだ、このべらぼうな暑さの中で
すっごくエネルギッシュなのだ
あのミニィが、あのカッコウで、とにもかくにも全身で気持ちをアピールしているのだ、すごいと思った

「ありがとう、ありがとう、本当にありがとう」そんな声が聞こえるようだ
回りから声が掛かる、「ミッキーーー、ミニィーーー」すごい、すごい、「ワーーーー」といううめき声のような歓声が聞こえる
どういう訳かみな手を振る「ワーーー」と言いながら手を振っている

あとは、次はブルートかなと思ってみているがやってこない

バスがやってきた

ミッキーのバスだ、確かこれがミッキーの自宅ということで
世界に一ヶ所しかミッキーはいないということで
ミッキーがお出かけの時はこのバスが一緒で
というより、このバスがいるところにミッキーがいる
今この時間にミッキーが長岡にいると言うことは
世界の他のところではミッキーは人目に触れるところにはいない
と言うことだと聞いている

ミッキーの家がこのバスなのだと

子供達はお父さんに肩車してもらって、ミッキーを追いかける

子供達は放心状態でうだるような暑さの中で見ている

女の子の髪の毛は汗でベットリとしている

汗だくの首筋を見せながらミッキーのバスを追いかける

皆、沿道に出て、ミッキーのバスを追いかける

ものすごい人の数だ

子供は満足げにポテトチップをほおばる

消防署の音楽隊がやってきた

皆さん、ミッキーが行ってしまったので、涼みに建物の中に避難し始めた

私もちょうど近くにあった「まちなか考房」に逃げ込んだ
そこでは長岡空襲で焼け野原になった長岡の模型の前に大勢の人が見入っていた

戦時中の道具や焼夷弾の模型など大勢の人が見学していた

外に出てみると、ハッピを着ているワンちゃんがいた

市内のおおとり幼稚園の園児によるよさこい
しかし暑いね

こちらはなにやらいろいろなことをやっているようだ

ガラポンコーナー、何かプレゼントがあるようだから早速並んでみた

ガラポンと何かが当たる

若いお姉さんが冷やしラムネを売っていた

こちらは水の中を流れるマジックボールか何かをすくう

次の出番を待つしらゆり幼稚園の園児

とにかく暑い、そう言えば我が家の長女もこの幼稚園でやはりパレードに参加するため
待っていたら、スタート直前に日射病でリタイアしたことを思い出す

なにか威勢のいい音がする

通りの真ん中で家を組み立てている

長岡材木商組合のデモンストレーションのようだ

こちらのテントでは美容師さんによるカットがサービスで行われているようだ

ここは、ネイルアート、無料サービス
左の女性の手相を見るとなかなか積極的で行動的な線をしている
ハハハ、つい手相が目に入ったのでよけいなことを書いてしまいました、ハイ

交差点の真ん中で、指揮をしています

こちらはフリーマーケット、若い女性が買い物をしている

こんな炎天下でこんなものをさらして置いたら沸騰しそう

ここはどこかのお母さんが自宅にあったものを
そのまま並べて売っているという風情だ

スズラン通りはなんだかんだとお店が立っていた

ここは本屋さん
とにかく長岡の郷土関係書籍のPRが店先に張り出されている

 どこかで食事をしようと思って考えたが、どこも満員という雰囲気だった
結局、ここは交差点近くの中国ソバを出す店
ここも満員状況だったがなんとか並んで、冷やし中華にようやくありつけた

駅前からタクシーに乗ろうと思ったが
なんと駅前のタクシープールは空っぽ

タクシー待ちの行列がこんなに出来ていた

しばらく休憩しようと言うことでスターバックスに行ってみたら子連れ客があふれている

近くのイスも皆さんお疲れ、子供は床に座り込み

なにか工事現場の仮設という感じ

駅員さんもJRのハッピで改札に立つ

とにかく小さな子供を連れた家族連れが多い

急きょ、張り出された案内の紙、ここは喫茶店

涼しいところで一休みして帰ろうと言うことで入った

ようやくタクシーに乗って帰ることになった
長岡まつりの昼行事を見学するのは久しぶりだが
これは市内の幼稚園などが園児のパレードなど実施してくれるから
その親が見に集まってくる
それで街は小さなお子さま連れの家族客が増える
そして、とにかく暑い

この子連れということと暑いと言うことを考えて
子供達にミッキーのような夢を与えてくれる企画ができれば
もう少し長岡まつりの昼行事ももっと人が集まる
暑さ対策は何かないだろうか

冬の雪をここで積み上げてスノボー大会でも開くとか
そう、それも夏季全国大会なんて具合に大手通の真ん中で
スノボー大会の会場を作ってしまう

雪はふんだんにある、そう、我が家の先祖が
中島で「雪にゅう」 なるものをやっていた
それは冬、雪を雪室にためて、夏、氷として切り出して売っていた

それと同じことで、冬の雪をこの暑い真夏の長岡まつりで
積み上げてスノボー大会を開くということはおもしろい企画だと思う
ま、そこまで行かなくとも
当然、子供達も遊べるような
そう、冬の雪しか祭りで子供用のそり遊びを作っていたではないか
あれあれ、あれを大手通で再現できないだろうか

2005年2月19日撮影

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